ユニセフ「ウクライナ緊急募金」にとりくんでいます

 2022年2月24日に発生したロシアによる軍事侵攻により、甚大な被害が発生しているウクライナへの支援として、全国の医療福祉生協では、日本ユニセフ協会のウクライナ緊急募金にとりくんでいます。

 2022年7月20日現在、募金は40の会員生協で880万円余りになりました。医療福祉生協を含む生協全体では、合計で10億4700万円余りになっています。
 そのうちのひとつ、姫路医療生協(兵庫県)では40万円近い募金が集まりました。

 姫路医療生協では3月26日から5月末の期間、集中的にウクライナ人道支援募金に取り組みました(募金は現在も継続中)。取り組み前から、組合員の皆様より「(ウクライナのために)何か力になりたい!」という声を多くいただいていました。
 今回のウクライナ人道支援募金は、前例のないスピードで募金が寄せられ大変驚きました。事務局として特別なことをしたということはありませんでしたので、この反響の大きさは、純粋に組合員さん・職員の皆さんのウクライナへ対する思いやりの気持ちと、ロシアへの怒りそのものと受け止めています。
 特に、支部については同じ支部が2回、3回と募金を持参されることもありました。太子支部の支部長さんは、「テレビの報道を見る度に心が苦しくなります。小さな力ですが一人でも多くの方の生命を助けられたら…」と、5月の大型連休も大半を地域での募金活動に当てられ、50人以上にご協力いただいたそうです。
 そんな組合員・職員の温かい気持ちが込められた募金は393,530円となりました。また、今回、日本ユニセフ協会様より感謝状を頂きました。こちらは、どなたでもご覧いただけるよう、地域サービスセンターに展示しています。
 ウクライナへの軍事侵攻は、未だ終息の目途が立っていません。少しでも、この募金がウクライナの子どもたちや罪のない一般市民の健康を向上させ、明るい希望となりますように。

 終息が見えず、子どもたちへの長期的な影響が懸念される中、引き続きウクライナ緊急募金にとりくんでまいります。