日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)は、第15回通常総会を、2025年6月11日ホテルイースト21東京において、会員生協の代議員186名(実出席135名・委任出席3名・書面議決48名)、傍聴者・役員・事務局など64名の合計250名の参加のもとで開催しました。総会では、理事会から、全国の医療福祉生協2024年度活動のふりかえりと2025年度重点課題、2024年度事業報告・決算、2025年度事業計画・予算、役員選任および役員報酬の5議案を提案し、全体討論のあと、すべての議案が賛成多数で採択されました。続いて、2025年 わたしたちの平和宣言と総会アピールを拍手で確認し、総会を終了しました。
厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 消費生活協同組合業務室長 日野 徹 様
一般社団法人 日本協同組合連携機構 代表理事専務 比嘉 政浩 様
また、多くの政党、医療・福祉団体、生活協同組合等からメッセージや祝電をいただきました。
議案提案後の全体討論では、16件の発言がありました(文書発言1件を含む)。
健康になれるまちづくりへ向けて、「送迎支援事業」「スクエアステップ機能評価」の報告から「多様な参加と協同を広げる」「健康づくりを広げる」「安心のネットワークと助け合いの輪を広げる」を3つの柱にすすめていくことの重要性を示していただきました。また、持続可能な経営づくりに向けての「医療・介護評価(患者・利用者満足度調査)」「ヘルパー事業の業務改善」「未来につなげる法人合併」等、ともに学ぶ・人づくりに向けての初期研修医養成のとりくみ、「comcomミニ学習会」「生協10の基本ケアの実践」「みらいPJ(職場づくり・人材育成)」「看護師育成研修」等、平和で公正な社会づくりに向けて、「署名活動」「被爆80年、平和へのとりくみ」「能登半島地震被災地支援活動」「阪神淡路大震災から30年」「韓国医療福祉社協の視察研修受け入れ」等、全国の旺盛な実践報告をもとに幅広い議論が行われました。
医療福祉生協の「参加と協同」の力を、さらに内外へ広げ、あらゆる方々との「連携」で「誰もが健康で居心地よくくらせるまちづくり」をともにつくっていくことが確認されました。
▲通常総会の様子
▲採決の様子
▲全体討論の様子
▲前室展示の様子
医療福祉生協連
髙橋会長理事によるあいさつ
厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課
消費生活協同組合業務室長
日野 徹 様
一般社団法人 日本協同組合連携機構
代表理事専務 比嘉 政浩 様
<議案内容>
第1号議案 全国の医療福祉生協2024年度活動のふりかえりと2025年度重点課題承認の件
第2号議案 2024年度事業報告書及び決算関係書類承認の件
第3号議案 2025年度事業計画及び予算決定の件
第4号議案 役員選任の件
第5号議案 役員報酬決定の件