「すこしおレシピコンテスト2018」入賞レシピのご案内

2018年度の「すこしおレシピコンテスト2018」は、14生協から43レシピの応募がありました。たくさんのご応募をありがとうございました。
医療福祉生協連の健康づくり委員会にて入賞レシピを決定しました。最優秀賞・優秀賞をご紹介します。また後援をいただいた女子栄養大学出版部からのコメントも一緒に掲載します。

【1食分のレシピ部門】

○最優秀賞
廣瀬由佳さん(大分県勤労者医療生協:大分県)
レシピ名:“黒酢だれ”で食べる豚肉のカリカリ焼き、茄子のカレー風味サラダ、ケチャップ入り卵焼き、しょうが香るかぼちゃのポタージュ、だし炊き飯

―女子栄養大学出版部コメント―
油や減塩調味料(しょうゆ)、こく出汁調味料(トマトケチャップ)、香味野菜からスパイス、酸味、出汁などあらゆる減塩ワザを駆使して完成度が高い。献立としても、油で焼いたものから、さっぱりシンプルに食べるものまで重なりがなく魅力的。それでももしかしたら味が薄くてごはんが進まないかもという懸念がありましたが、その懸念を払しょくさせるかのように、ごはんが“だし炊き飯”で細やかな配慮に脱帽でした。


○優秀賞
津金芙蓉子さん(北医療生協:愛知県)
レシピ名:「すこしお名古屋めし」味噌煮込みうどん、かぶとトマト、甘酒ドレッシングかけ

―女子栄養大学出版部コメント―
麺類のときのすこしお献立は難しいですが、地元の味噌を使いつつうまく塩を控えていて、具沢山で栄養バランスもよい。さらに、甘酒と塩こうじを使ったサラダも無理のない減塩になるうえ、みそうどんとの相性もよさそう。めんに副菜1品をつけてのこの塩分はお見事です。


【惣菜のレシピ部門】

○最優秀賞

辻郁子さん(松江保健生協:島根県)

レシピ名:「たっぷり夏野菜のドレッシングあえ」

―女子栄養大学出版部コメント―

コンロを使わずに気軽に作れてくふうにオリジナリティがある。なすを使うと油が多くなりがちだが、トースターを使うことで油も控えめで、バルサミコ酢の風味とタコの塩気でおいしくいただけそう。

○優秀賞

成岡佳代子さん(高知医療生協:高知県)

レシピ名:「ブロッコリーと鮭のスパイシー揚げ」

―女子栄養大学出版部コメント―

ビタミンDの多いサケにビタミンACE葉酸たっぷりの野菜を組み合わせ、地元の柚子を添えている。揚げることで油は増えますが、無理なく減塩もできますし、米粉を使うこだわりも感じられます。栄養的にも環境的にも嬉しい一品ではないでしょうか。