医療活動でくらしを支える ― 医科

中小規模病院や診療所を中心に地域密着型の医療活動を展開しています。
病院・診療所数『 在宅療養支援病院・診療所が多数 』
200床未満57病院のうち、43病院が在宅療養支援病院の届出を行っており、そのうち24病院は緊急往診や看取りが一定数以上ある強化型在宅療養支援病院です。医科診療所273施設のうち、203診療所(74%)が在宅療養支援診療所で、そのうち120診療所が強化型在宅療養支援診療所です(2025年3月末日現在)。

病床の内訳
地域包括ケア病床が、全国の医療福祉生協で2,998床になり地域の医療機関・介護施設と連携した在宅療養への支援がすすんでいます(2025年3月末日現在)。
| 一般病床(病院) | 9,478 |
|---|---|
| (内) 緩和ケア病棟病床 | 274 |
| (内) 回復期リハビリ病棟病床 | 1,826 |
| (内) 地域包括ケア病棟病床 | 2,998 |
| (内) 地域包括医療病棟病床 | 327 |
| 医療療養病床 | 1,978 |
| 介護医療院病床 | 242 |
| 精神病床 | 372 |
| 病床合計 | 12,070 |
地域と共に歩む家庭医・総合診療医
| 家庭医療・総合診療は、特定の個人・家族・地域の健康問題に対して継続的、包括的に関わる医療の形態です。医療福祉生協では、多くの家庭医・総合診療医が、「地域で暮らす人々の伴走者」として活躍しています。 |
家庭医・総合診療医による診察風景:本田(ほんでん)診療所は研修プログラムの教育診療所として、家庭医・総合診療医の育成にとりくんでいます。
〈尼崎医療生協・レジデンシー近畿:兵庫県〉 |
オーラルフレイル予防で
おいしく長生きのまちづくり ― 歯科

生活全般を支えることができる、シームレスな歯科医療をめざしています。
また、オーラルフレイル*予防を通じて、地域の口腔機能向上にもとりくんでいます。
*オーラルフレイル 口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどの身体の衰え(フレイル)のひとつ。フレイルとは、「加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態」を表す“frailty”(虚弱)の日本語訳として、日本老年医学会が提唱した用語。健康な状態と要介護状態の中間の段階を指す。
オーラルフレイル予防を地域に広げる
医療福祉生協は、地域のオーラルフレイル予防活動に積極的にとりくんでいます。お口の健康の大切さを学ぶ学習会をはじめ、子どもから大人まで楽しくとりくめる「あいうべ体操」や吹き戻しを使った口腔体操などが好評で、組合員・地域住民とともに実践しています。
あいうべ体操
|
吹き戻しを使ったお口のトレーニングの様子。
〈出雲医療生協:島根県〉
「親子で楽しむお口の運動会」の様子。
〈みなと医療生協:愛知県〉 |
多職種連携による入院時の口腔ケア
| 病棟に歯科衛生士を配置し、多職種連携による入院患者の口腔ケアを取り入れている医療福祉生協があります。 入院時に専門職が口腔内のアセスメントを行うことで、必要な口腔ケアや治療につながり、誤嚥性肺炎の予防や全身状態の改善が期待できます。 |
![]() 嚥下内視鏡検査の様子。多職種で、リハビリ・栄養・口腔の一体的なとりくみを行っており、病棟専属の歯科衛生士が配置されています。 |
外来から在宅へシームレスな歯科医療を提供
| 自宅で寝たきりの方や、介護施設に入所されている方の中には、口腔内に問題を抱えている方が多く見られます。訪問歯科診療では、多職種が連携し、歯科治療、入れ歯の新製・修理、口腔リハビリなどを行うことで日々の食事を改善し、「口からおいしく食べられる」楽しみを感じられる在宅療養を支えています。 |
![]() 介護施設への往診。歯科医師、歯科衛生士がご自宅や介護施設などへ往診しています。〈福井県医療生協:福井県〉 |
地域の人びとと一緒に
その人の健康をつくり、増進をめざす
― 看護

いのちとくらしを看る看護専門職として、医療従事者、患者・家族、組合員、
地域の人びとと、ともに育ちあい学び続けます。
切れ目のない看護を豊かに発展させる
病院・診療所・訪問看護ステーション・老人保健施設・看護小規模多機能施設などで約12,000人の看護職員が働いています。
全国ネットワークを活かした相互受入れ研修やクリニカル・ラダーを活用し、学びあい、育ちあいを実践しています。
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クリニカル・ラダーを活用 医療福祉生協連が作成した「医療福祉生協のクリニカル・ラダー」「診療所クリニカルラダー」は、一人ひとりの看護師の能力を適切に評価し、看護師としてのキャリア開発を行うために活用されています。また、看護管理者を対象とした「マネジメント・ラダー」も運用されています。 ◆ 医療福祉生協のクリニカル・ラダー 「医療福祉生協のクリニカル・ラダー」は5段階で構成されており、それぞれのレベルで看護実践・コミュニケーション・倫理などの評価項目が設定されています。 |
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看護プログラム研修 医療福祉生協連では、地域の人びとと一緒に健康をつくり増進させるために2つのミッションを掲げた「看護プログラム研修」を実施しています。
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![]() ろっこう医療生協診療所看護プログラム研修の様子。 |
認定看護管理者・認定看護師が活躍
全国の医療福祉生協で、認定看護管理者32名、認定看護師162名が活躍しています。急性期から在宅医療まで質の高い看護の提供をめざしています。
◆ 看護師の資格取得状況(2025年3月末日現在)

「自分らしい生き方」を協同のちからで支える
― 介護・食事・住まい

医療・介護・組合員活動が連携し、自治体や他団体とも協力して、住み慣れた地域での「自分らしい生き方」を支えています。
医療・介護・助け合いをつなぐケアマネジャー
全国の医療福祉生協では1,000名を超えるケアマネジャーが活躍しており、医療・介護事業と組合員の助け合い活動をつないでいます。ケアマネジャーと地域の組合員が、協同でくらしの困りごとの解決にむけて行動することが特徴です。医療・介護・組合員活動の連携を通じて地域包括ケアの実現に貢献しています。
ケアマネジャーがご自宅を訪問し、困りごとを把握します。ご本人らしいくらしのあり方をともに考え、医療・介護・組合員活動の連携で支えます。
〈八王子保健生協:東京都〉 |
職種、職域の枠を超えて行う「日常業務経験交流会」の様子。それぞれのとりくみを報告し、業務の工夫や改善を学びあい、理解と連携を深めます。
〈ろっこう医療生協:兵庫県〉 |
食を通じて安心と笑顔を届ける
注文を受けて組合員がお弁当を届ける、見守りを兼ねた高齢者専門宅配弁当事業や、地域購買生協と連携した給食・配食事業など、それぞれの地域に応じた事業を行っています。また、組合員が集まって料理をつくる「お食事班会」が、「すこしお(減塩)」「男の料理教室」など、様々なテーマで開催されています。
ゆいっこ食堂は「地域すべてがケアの現場で地域組合員もみなチーム」として、地域のさまざまなつながりを大切に運営されています。地域のたまり場やセーフティネットの役割をも果たしています。
〈長野医療生協:長野県〉 |
組合員が献立づくり、調理、安否確認を兼ねた配達を担い、23年続く「ゆいまーる弁当」。今現在のくらしを支えながら、お弁当に込めた思いを未来に向けて紡いでいきます。
〈大阪きづかわ医療福祉生協:大阪府〉 |
人が集まる住まいに医療・介護のバックアップ
全国でサービス付き高齢者向け住宅26か所、有料老人ホームなど*29か所が運営されています。ほとんどの住宅は、診療所や訪問看護ステーションなどを併設し、いざという時の安心を提供しています。小規模多機能型居宅介護事業所などを併設した「拠点型サービス付き高齢者住宅」もあります。
*住宅型有料老人ホーム、高齢者向け優良賃貸住宅等を含む
会津医療生協が運営する「医療生協のどか」は、診療所に隣接し、看護小規模多機能型居宅介護に住宅型有料老人ホームを併設しています。一体的な医療・介護・住まいのサービスで地域の拠点となっています。毎月開催の「のどカフェ」には、利用者・地域住民・組合員が集い、地域と施設の垣根を超えた共に社会の一員であるコミュニティの場となっています。
サービス付高齢者住宅かめじまでは、入居者が地域のグランドゴルフに参加されるなど住む場所が変わっても新たなつながりをつくり、以前と変わらない生活を大切にしています。
〈みなと医療生協:愛知県〉 |
看多機が運営する「のどカフェ」では、健康チェック・健康体操・季節の病気の予防方法などをみんなで勉強。そしてお楽しみのカフェタイムと盛りだくさんです。夏はかき氷ときゅうりの浅漬けを提供しました。
〈会津医療生協:福島県〉 |
地域の健康とくらしを支える「人づくり」
― 学び・人材育成

医療福祉生協連では、地域の健康とくらしを支える専門職員の育成をすすめています。また、全国の医療福祉生協の職員や組合員向けの研修会等を開催し、年間約5,340名が学んでいます。
家庭医療専門医(総合診療医)の育成
医療福祉生協連は、家庭医療専門医の育成をすすめるために、2005年に家庭医療学開発センター(藤沼康樹センター長 Centre for Family Medicine Development:CFMD)を開設し、教育・研究活動、診療所開発を行っています。
CFMDは、家庭医療専門医の育成と研究活動を中心に、主に5つの活動を行っています。
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![]() CFMDの研修風景。 |
地域を支えるプライマリ・ケア看護師を育成
在宅医療の進展にともない、診療所や病院外来における看護の役割も変化してきます。家庭医療学開発センター(CFMD)では、予防医療やヘルスプロモーションを地域に発信していく役割や多職種連携の要となる役割など、従来の看護にとどまらない役割を身につけた地域を支えるプライマリ・ケア看護師を育てる研修を実施しています。
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介護の質向上をめざして 介護職員育成
協同組合間協同でとりくむ 介護職員育成
組合員や地域住民のニーズに応えられる質の高い介護をめざして、全国で様々なとりくみが行われています。 広島県では、広島県生活協同組合連合会が中心となり、広島中央保健生協・広島医療生協・福山医療生協と、地域生協の生協ひろしまが協同で「介護職員新規採用研修」「10の基本ケア*実践交流会」を開催するなど、介護の質向上・人材確保育成に向けた協同・連携のとりくみをすすめています。
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広島県内4生協が、スケールメリットを活かして協同で開催した「介護職員新規採用研修」の様子。生協の歴史と理念についての講演や、10の基本ケアの実習などを行いました。 |
| *10の基本ケア | 社会福祉法人 協同福祉会が2006年から実践している、利用者自身の「ふつうの生活」を取り戻し、利用者・家族のQOLを高め、笑顔を取り戻していく自立支援ケア。 |
約90コースに1万人以上が受講する 「医療福祉生協連の通信教育」
| 「医療福祉生協連の通信教育」は約90コースに約1万人が受講します。 ★「人気コース」紹介
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「地域まるごと健康づくり」を広げる
― 健康づくり

医療福祉生協は、組合員、地域住民、みんなのちからで、その人らしい健康をつくる「地域まるごと健康づくり」をめざしています。
楽しくつながる健康づくり
医療福祉生協では、組合員が医師・看護師・セラピスト・歯科衛生士・介護福祉士などの専門家と一緒に、血圧・体脂肪・尿チェック(尿蛋白、尿ブドウ糖、尿潜血)などの健康チェックを実施したり、病気の予防や健康づくりについて学ぶ「班会」を開催しています。
2024年度はのべ152,950回の班会にのべ約108万人を超える組合員が参加しました。「くらしの場で複数人が集まって、専門家の力を借りつつ主体的に行う」。これが医療福祉生協の健康づくりの特徴です。
第40回さきたま火祭り(埼玉県行田市)で健康チェックを行い、地域の多くの方が参加しました。
〈医療生協さいたま:埼玉県〉 |
「あいうべ体操」の動画を作成しYouTubeに公開。他県からも反響がありました。
〈岡山医療生協:岡山県〉 |
地域でひろがる健康チャレンジ
医療福祉生協は、組合員がめざす健康習慣として「8つの生活習慣と2つの健康指標」を定め、健康習慣の具体的実践として禁煙や運動などを一定期間実施する「健康チャレンジ」にとりくんでいます。2024年度は約10万人を超える人が健康チャレンジに参加しました。健康チャレンジは数多くの健康づくりコースからいくつかを選んでとりくみます。友人・職場・家族などのグループでエントリーして、実践を毎日記録し結果を報告します。健康チャレンジの多くは、自治体の後援を得て実施しています。
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医療福祉生協は地域の協同組合と連携し「健康チャレンジ」にとりくんでいます。
自治体や教育委員会からの後援を得て、小学校・中学校でチャレンジシートが配布されている地域もあります。 |
おいしく たのしく みんなで減塩「すこしお」
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健康づくりの一環で「すこしお生活(すこしの塩分ですこやかな生活の略称)」をすすめています。「すこしお生活」は、医療福祉生協の健康習慣で定めた1日の塩分量6g未満を無理なく習慣化していくことをめざした減塩活動です。 班会など多くの人たちが参加する場で味覚を大切にし、「おいしく たのしく みんなで減塩」を実践しています。 |
鹿児島医療生協作成
『すこしお生活はじめましお!ぱぁと2』 |
『すこしお生活はじめましお!ぱぁと2』を2025年2月に発行。他団体との連携、鹿児島医療生協の健康づくり活動のアピール材料としてレシピ集の活用を広げていきます。
〈鹿児島医療生協:鹿児島県〉 |
「ステップアップ!すこしお」2022~2025
| 「すこしお生活」推進のため、2022年から「ステップアップ! すこしお」2022~2025を掲げてとりくみをすすめてきました。 「ステップアップ!すこしお」2022~2025の3つの柱
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2025年度に開催された「楽しく交流?すこしおフェスタ」。学習講演、グループ交流を通じて、楽しく「すこしお」を学びました。 |
24時間蓄尿塩分調査を実施
| 医療福祉生協連では、5年に一度「24時間蓄尿塩分調査」を実施しています。2025年10月に第9回24時間蓄尿塩分調査を実施し、 66生協、2,100人を超える組合員が参加しました。 この調査では、蓄尿検体・質問票・BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)を用いて、『1日あたりの塩分(ナトリウム)摂取量』『カリウム摂取量』『普段の食生活の意識』『医療福祉生協の活動の参加状況』との関連を調査します。この調査結果は「すこしお生活」推進のための戦略づくりに活用されています。 |
調査に使用するBDHQ
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「誰もが居心地よくくらせるまち」をつくる
― まちづくり

医療福祉生協は、つながりづくり、居場所づくり、助け合い活動などを通じて地域に安心のネットワークを広げ、誰もが居心地よくくらせる「おたがいさま」のまちづくりをすすめています。
つながり・居場所・助け合いで困ったを解決
全国の医療福祉生協では、「創意工夫をこらしたつながりづくり」「居場所づくり」「日常生活圏域での助け合い」を通じて、誰もが住みやすい地域づくりに貢献しています。合言葉は”おたがいさま”です。
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![]() 災害拠点病院である利根中央病院で、地元のバス会社7社と「水害時における病院避難のための災害協定」の締結が行われました。大雨で近くを流れる川が氾濫、浸水する可能性がある場合には、病院避難として全入院患者を安全な地域へ避難させる計画となっています。この協定により、バス会社に歩行可能な入院患者の避難協力要請が可能となりました。 |
創意工夫をこらしたつながりづくり
たくさんの人が参加できる多種多様な楽しい活動を創造し、つながりづくりを広げています。地域の住民や団体、自治体等と連携した安心のネットワークづくりをすすめています。
「えんがわ」は医療福祉生協の枠を超えたつながりで、地域の居場所となっています。〈郡山医療生協:福島県〉
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多様な人たちの参加で開催された「ごみひろE散歩」。
〈みえ医療福祉生協:三重県〉 |
居場所づくりで安心づくり(2025年3月末日現在 920か所)
| 居場所づくり活動は、空き家を借りたり、事業所のスペースを利用したり、組合員の自宅や公民館を利用するなどして行われており、お茶会・食事会、健康づくり活動、おしゃべりなど、人と人をつなぐ場として広がっています。居場所の中には、介護保険法における総合事業の一般介護予防事業や通所B型に登録されているところもあります。 高齢者のみならず、若い世代にとっても孤立が大きな生活上の困難となっている現在、気軽に足を運ぶことができる居場所づくりは、人と人とのつながりによって成り立つ生活協同組合の本来の活動です。 |
![]() フードパントリー、子ども食堂にとりくむ「オナカマ食べようプロジェクト」。市の後援を得て、地域の多機関との連携で安心して立ち寄れる場づくりをすすめています。 |
自分たちでできることは自分たちで 日常生活圏域での助け合い
有償ボランティアの会「たすけっとクラブ」の庭のお手入れの様子。 〈富山医療生協:富山県〉
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くらしの困りごとの解決に向けて「自分たちでできることは自分たちで行う」ことを大切にしています。組合員が必要なもの・仕組みを自分たちの手でつくりだすことをサポートし、地域コーディネートを担う職員が全国に配置されています。 全国の医療福祉生協では、有償・無償の助け合い活動が行われています。2024年度は4,954名がのべ45,911回の助け合い活動を実施しました。買い物・病院への付き添い・草むしり・除雪・宅配便の荷解き等、くらしの「困った」を「おたがいさま」で解決しています。 |
支えられたり支えたり 子ども・子育て支援
コープ助産所はあとの15周年を記念して開催された「子育てフェスティバル」。「はあと」の事業を知らせるとともに、地域みんなで子育てを応援し、まちづくりにつなぐフェスティバルになりました。〈南医療生協:愛知県〉
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小児科待合室で「お楽しみ企画」と題して、生演奏、絵本の読み聞かせ、手遊びなどを行いました。
〈川崎医療生協:神奈川県〉 |
子育てサークル・学習支援(無料学習塾)・食事会(子ども食堂)など、全国で様々な子ども・子育て支援の活動が行われています。支える側・支えられる側という一方的な関係ではなく、子どもを中心とした人と人とのつながりで、まちづくりをすすめています。
いのち輝く社会をめざして ― 平和で公正な
社会づくり

互いを尊重し、多様性を認め合える平和で公正な社会の実現に向けて学び、行動しています。
平和をつくる活動
いのちを脅かす暴力、武力行使、戦争に反対し、平和な世界をつくるための活動にとりくんでいます。
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2025ピースアクションinヒロシマ 2025年8月に広島県生協連と日本生協連の共催で「2025ピースアクションinヒロシマ」が開催され、全国からオンライン参加を含め、のべ約3,300人が参加しました。 |
2025年 わたしたちの平和宣言
医療福祉生協連では、被爆・戦後80年を迎え私たちが考える平和や生協らしい考え方をひろめていくための「平和宣言」を総会で確認しました。
あたたかいご飯が食べられること、安心して眠れること、健康にすごせること、大好きなものを「好き」と言えること、誰かといっしょに笑いあえること。わたしたち生協はこのようなくらしを大切にするために、人と人とがつながり助けあえる社会をめざしてきました。
過去の戦争では、国内外で多くの命が失われました。そして、日常のくらしがなくなり、自分らしく生きられない人たちもたくさんいました。平和こそ、日々のくらしを支える原点だということを、あらためて確認します。
世界には今も戦争によって命に危険がせまり、安心してくらせない人々がたくさんいます。さらに核兵器が使われるかもしれないという不安が広がっています。
戦争をなくすこと、二度と核兵器が使用されない世界をつくること。これは、被爆者や戦争体験者のねがいでもあり、彼らの悲しくつらい体験を聞き、学びあいを積み重ねてきたわたしたちのねがいでもあります。唯一の戦争被爆国で生きるわたしたちの責任として、彼らの思いを受け継ぎ、次の世代にたしかに渡していきます。
わたしたちは、一人ひとりが考え、みんなで話しあい、意見の違いを受け入れ、たがいを尊重しあえる場づくりを大切にしていきます。そして、つながることで、平和へのねがいを大きな力に変え、戦争も核兵器もない世界を実現していきます。
日本生活協同組合連合会 第75回通常総会
日本医療福祉生活協同組合連合会 第15回通常総会
災害支援
医療福祉生協は、自治体、協同組合、諸団体等と協力し、被災地への人的支援・物的支援や募金活動等を行っています。
「令和6年能登半島地震」被災地支援
被災地への支援活動
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避難所での炊き出し、飲料水等の物資支援、被災した家財の整理等のボランティア活動を行いました。また、仮設住宅でサロン「健康カフェ」を開催し、からだと頭の体操・健康チェック等を行うなど、被災地のニーズに応じた支援活動を実施しています。 |
健康カフェの様子。〈北海道・東北ブロック〉
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被災した家財の整理の様子。〈中部ブロック〉
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子ども向けに、ゼリーづくり、ボードゲームやかき氷などを楽しみました。〈中部ブロック〉
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災害初期対応複数の医療福祉生協がDMAT隊を派遣し、各団体と連携を取りながら、災害拠点病院の診療継続の調整、避難所の往診業務等にあたりました。
利根保健生協(群馬県)の利根中央病院DMAT隊が派遣された、珠洲市保健医療福祉調整本部の活動の様子。
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義援金の贈呈医療福祉生協と医療福祉生協連からの義援金合計2,200万円を、石川県内の特に被災状況が深刻な4市町(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)に贈呈しました。
義援金の贈呈式(珠洲市役所)。写真中央が泉谷満寿裕市長。復興の状況や課題、今後の支援のあり方等について懇談を行いました。
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国際活動
| 世界の保健協同組合との交流を深め、協同組合としての医療・介護実践を学び合っています。 |
社会的協同組合チャンウォン・ドウヌリ(韓国)からの視察受け入れの様子。持続可能な医療・介護のあり方として、医療福祉生協が提供する組合員参加型の医療・介護サービスが海外から注目されています。
〈医療福祉生協おおさか:大阪府〉 |
医療福祉生協連は、ICAの保健部門である国際保健協同組合協議会(IHCO)の副会長国、アジア・太平洋地域保健協同組合協議会(APHCO)の会長国として、世界の保健協同組合をリードしています。
ICA世界協同組合会議に参加
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2024年11月25日~30日、インド・ニューデリーにおいて、「協同組合はすべての人の繁栄を築きます(Cooperatives Build Prosperity for All)」をテーマに行われたICA世界協同組合会議(IYC2025公式キックオフイベント・ICA総会・IHCO総会)の様子。この世界会議は、IYC2025の開始を記念するもので、世界100カ国以上から協同組合関係者が一堂に会しました。【左写真:ICA提供】



























