第8回通常総会方針学習会「組合員参加が事業の質を高める」

 2018年6月7日(木)、ホテルイースト21東京にて第8回通常総会方針学習会「組合員参加が事業の質を高める」を開催し、63生協167名が参加しました。

 大阪大学大学院人間科学研究科教授の斉藤弥生氏は「協同組合が提供する医療・介護の質―コ・プロダクションの視点から―」と題する講演の中で、ヴィクトール A. ペストフ氏(エーシュタシュンダール大学・市民社会研究所)の研究を紹介しつつ、「医療や福祉サービス提供者」と「地域住民・利用者」が、そのサービス提供の過程で行う協働作業を医療・福祉分野におけるコ・プロダクション(共同生産)と位置づけ、地域組合員のサービス提供過程への参加が医療・福祉サービスの質を高める可能性を示しました。

 その後、南医療生協(名古屋市)と高知医療生協から実践報告がされ、トークセッションが行われました。参加者からは「くらしを支えるために不可欠なサービスを提供できるのが生協という認識を新たにした」「生協の原点に立ち返り、それを現代版にバージョンアップしていくことが私たちの役割だと感じた」などの感想が寄せられました。

当日のプログラム
・講演「協同組合が提供する医療・介護の質―コ・プロダクションの視点から―」
   大阪大学大学院人間科学研究科教授 斉藤弥生氏
・報告「おたがいさまの家いっぷく」づくりから「住民主体型生活サポート事業ちゃっと」づくりへ
   南医療生活協同組合 非常勤副理事長 川津昭美氏
・報告「住民団体としての連携がつくりだす活動の変化」
    高知医療生活協同組合 組織部長 高橋健氏
・トークセッション
 大阪大学大学院人間科学研究科 教授       斉藤弥生氏
 南医療生活協同組合 非常勤副理事長       川津昭美氏
 南医療生活協同組合 理事会参与         大野京子氏
 高知医療生活協同組合 旭南支部理事       塩田早智子氏
 高知医療生活協同組合 組織部長         高橋 健氏
 日本医療福祉生活協同組合連合会代表理事会長理事 藤原高明氏

斉藤弥生氏の学習講演の様子

トークセッションの様子