特別ではないから心地よい―くらしの中にある居場所―

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comcom月号が発刊されました

【comcom 2018年6月号の表紙】
社会福祉法人 若菜「カエルの七変化」
社会福祉法人東京コロニーアートビリティ

■特集
第11回健康づくり学会
~みんなつながれ、こころもからだも健康に!~

■協同のある風景

特別ではないから心地よい
―くらしの中にある居場所―

医療生協かわち野 俊徳支部

 ある日の午後。俊徳支部の支部センター「くつろぎハウス」の2階では、お姉さんたちが健康麻雀の真っ最中です。「この牌、捨てたらあたりそうな気がする。まーええわ。強気でいくわ。どやっ!」「よっしゃ、ロン!」「あかーん、やっぱりそうかー」「1万2千点やで、毎度ありぃー」 
 そうこうしていると、キキーッと入り口に自転車が止まりました。「こんちわー」「若菜ちゃん、ひさしぶりー、元気やったか」「元気やけど、昼ご飯食べてないからお腹すいてる」「ほな、コンビニいこか」「わたし財布もって行かへんで、おごってや」「アイスくらいこーたるわ」
 アルバイト先から自転車でやってきたのは要若菜さん。管理栄養士として働いていましたが、精神的に不安定になり仕事を辞めました。次第に外に出られるようになりましたが、自分の居場所がない。そんなとき「くつろぎハウス」に出会い、顔を出すようになりました。今でこそ近所の家に遊びに行く感覚で来ることができるようになりましたが、初めは怖くて仕方がなかったといいます。
 最初週1回、そのうち週3~4回来られるようになるにつれ「くつろぎハウス」にいる組合員さんから「ちょっとコーヒーいれてくれへん?」と頼まれるようになりました。調理職場でのストレスが原因で調子を崩した要さんにとって、台所に立つのはとても難しいことでしたが、少しずつコーヒーを入れることができるようになり、健康まつりでは、たくさんの人にコーヒーを入れることができるようにもなりました。

続きはcomcom6月号をご覧ください!