国際協同組合同盟(ICA)総会と国際保健協同組合協議会(IHCO)総会がマレーシアで開催されました

国際協同組合同盟(ICA)総会が開催されました

 2017年11月13日~17日、マレーシアのクアラルンプールにて 国際協同組合同盟(ICA)総会が開催されました。総会には、66か国から約1,800人が参加し、「協同組合:開発の中心に人々をおく」をテーマに、「持続可能な開発目標」(SDGs)の実現に向けて、協同組合が果たせる可能性について報告や討議が行われました。
 総会では、日本生協連 本田英一 代表理事会長が、日本の生協が平和活動の一環として「ヒバクシャ国際署名」に取り組んでいることを報告し、核兵器のない平和な未来の構築に向け、共に活動を進めることを呼びかけました。

日本生協連 本田英一 代表理事会長の発言をまとめたものです。

 今から72年前の8月、広島、そして長崎に、原爆が投下されました。核兵器は、大量殺戮兵器であり、かつ長期間被爆者を苦しめてきた非人道的兵器です。私たちは、1950年代から戦争や核被害 の実相を語り継ぎ、核兵器の廃絶を求める市民運動に参加してきました。
 日本の市民による核兵器廃絶運動は、「ヒロシマ・ナガサキの惨状を地球上のどこであれ、再び起こしてはならない」という想いに基づいています。そうした想いを今も力強く発信してきたのは、広島・長崎の被爆者たちでした。被爆者の平均年齢は80歳を超えました。「後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に 何としても核兵器のない世界を実現したい」、そのような思いから、改めて世界の人々に被爆者の思いを伝え、核兵器の廃絶を願って「ヒバクシャ国際署名」運動を2016年4月より始めました。署名活動は、世界42カ国でも取り組まれ、本年10月の国連総会には、515万人分を提出しました。この活動には、被爆者はもちろん、今年のノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のメンバー、大学生など多くの人が参加しています。
 日本の生協も、この活動に賛同し、約100万の人から署名を集めました。今後集められる署名も、毎年の国連総会に提出する運びになっています。
 今年7月には、核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶に向けた気運が高まっています。その一方で、核兵器が使用されかねない現実的な情勢であることから、より早く、そしてより広く核兵器廃絶にむけた国際社会の合意を作り上げていかなくてはなりません。
 世界中の協同組合の皆さんに呼びかけます。一緒に「ヒバクシャ国際署名」に取り組み、核兵器のない平和な未来の構築にむけ、ともに活動を進めましょう。

 

国際保健協同組合協議会(IHCO)総会が開催されました

 国際保健協同組合協議会(IHCO)総会は、9か国から18人が出席し、各国報告や予算などの議案が承認されました。
 総会では役員改選が行われ、第2副会長に医療福祉生協連の尾関俊紀副会長が選任されました。

新しく選出されたIHCO役員のみなさん
医療福祉生協連から尾関俊紀 副会長理事(右から3人目)が参加