医療福祉生協連「2016年度トップセミナー」報告

医療福祉生協連「2016年度トップセミナー」報告

 医療福祉生協連(東京都新宿区百人町、藤原 高明 代表理事会長理事)は、2016年9月6日~8日の3日間、郡山市内の郡山ビューホテルアネックスにおいて、全国の70医療福祉生協138名(含む役員・事務局)の参加をえて、標記のセミナーを開催しました。このセミナーは、(1))2025年・2035年に向かう社会の動向を学び、医療福祉生協の将来展望を描く機会とする、(2)すぐれた実践例や先進例を学び、下期から次年度の戦略課題を明らかする、(3) 東日本大震災・福島第一原発事故の発生から5年を経過した被災地の復興の現状と課題を学ぶことなどを目的に開催したものです。
藤原 高明 会長理事のあいさつに始まった、同セミナーは、4本の学習講演、シンポジウム、基調報告・経営報告、3本の会員生協報告と盛りだくさんでしたが、参加者から「すべての活動は仲間ふやしからはじめる!改めてそう思いました」、「講演(1)は食を科学することがとても面白く、日頃の自分たちの健康づくりの根拠を明らかにしていただいた」、「講演(3)は、力強い講演であった。“福島は終わったと言わないで現地を見てほしいとの訴え”に応えたい」、「シンポジウムの『あたたかい事例は財産』にという言葉に同感しました」などの感想が寄せられました。

▲セミナー会場の様子▲

▲セミナー会場の様子▲

<2016年度トップセミナー 概要報告>
【第1日目:9月6日(火) 14時~18時45分】
■開会挨拶:医療福祉生協連  藤原 高明 代表理事会長理事
■基調報告: 「2016年度医療福祉生協活動の上期特徴と下期課題」
医療福祉生協連 東久保 浩喜 代表理事専務理事
■講演(1): 「栄養データに基づく健康づくり活動の推進」
東京大学大学院医学系研究科 社会予防疫学教授 佐々木 敏教授
■講演(2): 「弱さについて」    明治学院大学国際学部国際学科  高橋 源一郎 教授

▲講演(1):佐々木 敏教授 

▲講演(1):佐々木 敏教授

▲講演(2):高橋 源一郎 教授 

▲講演(2):高橋 源一郎 教授

▲講演(3):伊東 達也顧問

▲講演(3):伊東 達也顧問

【第2日目:9月7日(水) 9時~18時】
■報告:「被災地視察報告」   医療福祉生協連 東日本大震災復興支援委員会 石川 丈夫 委員長
■講演(3):「東日本大震災・原発事故現状と課題」  浜通り医療生協 伊東 達也 顧問
■グループディスカッション①:下記テーマでグループ討論
(1)自生協での上期とりくみと下期課題。
(2)基調報告・学習講演を受け、自生協の事業や運動における活動にどのように活かしていけるか。
会員生協報告:

(1)「『地域包括ケア』への取り組み」 会津医療生協  佐藤 豊 専務理事
(2)「地域包括ケア病棟への転換とうえに地区介護事業再編」 ヘルスコープおおさか  成瀬 真 事務局長
(3)「コープ大野辻クリニックをオープンして身近な連携でコミュニティーへ貢献」
岡山医療生協  和田 博知 専務理事
■【シンポジウム】テーマ:日常生活支援からまちづくりへ
コーディネーター・:くらしと協同の研究所理事 佛教大学 浜岡 政好 名誉教授
シンポジスト:生協アドバイザー 毛利 敬典 氏、地域つながりセンター 野津 久美子 事務局長、
富山医療生協 青山 美春 さん
■グループディスカッション②:下記テーマでグループ討論
(1)2025年、2040年を見据えた中長期的な事業戦略・組織戦略と、そのための自生協の地域包括ケアの具体化
(2)組合員利用率の低下に対する認識と、組合員の事業参加について。

■終了後:夕食懇親会で意見交換と懇親を深めました。

▲シンポジウム壇上(左から):浜岡氏・毛利氏・野津氏・青山氏    

▲シンポジウム壇上(左から):浜岡氏・毛利氏・野津氏・青山氏

▲講演(4):辻 哲夫 特任教授

▲講演(4):辻 哲夫 特任教授

【第3日目:9月8日(木) 9時~12時】
■講演(4):「生協(購買・医療福祉)の総合力を活かした安心の地域づくりへの期待~柏プロジェクトを通して」
東京大学高齢社会総合研究機構 辻 哲夫 特任教授
■経営報告  「2015年度末および2016第1四半期決算と下期へ向けた課題」
医療福祉生協連 齊藤 民紀 常務理事・総務経営委員長
■閉会挨拶: 医療福祉生協連 宮本達也常任理事

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部  電話:03-4334-1580