「コムコム川柳第54回入選作品(6月号掲載)」の紹介

「コムコム川柳第54回入選作品」の紹介(情報誌「comcom 2016年6月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品と講評、佳作を紹介~

医療福祉生協の情報誌「comcom 2016年3月号(第54回)」の折り込み葉書で応募いたただきました句から「自由吟の優秀作品3句と講評」、「課題吟の優秀作品3句」、その他の「良かった句7句(含む課題吟)」などを紹介します。

comcom2016年6月号の表紙

comcom2016年6月号の表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
「コムコム川柳 2016年6号」の募集案内(5月23日掲載)

今月号の課題吟の題「小鳥」を見ると、「かわいいな」と思えます。街に住んでいても身近に見かける、スズメやツバメ、ハトについて、多くの方が詠んでいました。姿は見えないけれど聞こえてくるウグイスの鳴き声について詠んでいる方は、自然の近くにお住まいなのでしょう。街中でも自然の中でも「小鳥」に癒されるのは、ありがたいことです。(選者:全日本川柳協会 常任幹事 奈倉 楽甫)

■自由吟 【優秀作品 :3句】(選者:奈倉楽甫) ※一部ペンネーム使用
一席:息子より 頼りになると 杖を撫で 鹿児鳥医療生協 田中さん
一人歩きに少し自信がなくなって、妻や息子の腕につかまり歩いていた。でも、補助を受けて外を出歩くのは、まだ照れくさい。そこで杖を買って、大分経ったころにふと思ったのでしょう。もっと早くから杖に慣れておけぱよかったと。
二席:まだ動く 賞味期限は 遥か先 徳島健康生協 ローベルト・コッホさん
あなたの筋肉年齢は平均より上、あるいは下…とテレピ番組でやっていました。歩く速さは少し遅くなった気はしますが、足腰、どこも痛いと思ったことはありません。いずれ介助が必要になるときが来るかもしれませんが、まだまだ大丈夫!
三席:真夜中の ナースシューズの 音を待つ 高知医療生協 今西さん
静かな夜の病棟の廊下を、こちらへと歩いて来る足の音。それを待っているベッドの人。足音で誰なのか分かっているのでしようか。それとも、「どうしました」と、いつもの優しい声が聞きたかっただけかもしれません。
■課題吟 【優秀作品 :3句】 題「小鳥」 (選者:奈倉 楽甫)
・誰れにでも すぐそこにいる 青い鳥 ひかわ医療生協 井上さん
・先客は つがいの小鳥 手水鉢 酒田健康生協 佐々木さん
・彼方から 巣立ち見守る 親つぼめ 奄美医療生協 芳さん

※課題吟9月号の募集 題:「ペンネーム」 例:本名のほうも名高いペンネーム 伊知呂

【佳作:7句】 今月の他の良かった句を紹介します。(含む課題吟)
・ふるさとの 今も変わらぬ 母の昧 東京ほくと医療生協 木内さん
・夫婦して ゴミの日違え 持ち帰る 宮崎医療生協 サイクリストさん
・好男子 見かける喜寿の 待合所 利根保健生協 トータローさん
・呼ぴかけに しっぽで答える うちのネコ 北医療生協 内藤ん
・鬼は外 豆の始末は 小鳥たち 鹿児鳥医療生協 西垂水さん
・小鳥より さえずってると 夫言う 宮崎医療生協 大田原さん
・炭鉱夫の 生命救った 小鳥たち ろっこう医療生協 あおぞらまちこさん
・晴れの日の 朝のさえずり いい目覚め きらり健康生協 キーコさん

■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を、また、所属の医療福祉生協名を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:藤井) 電話:03-4334-1580