医療福祉生協連「地域包括ケア事業検討会」報告

医療福祉生協連「地域包括ケア事業検討会」報告

 医療福祉生協連(事務局:新宿区百人町、藤原 高明会長理事)は、2016年1月20日、大阪市内の新大阪丸ビル別館(東淀川)において54生協・239名(含む講師・委員・事務局)の参加のもとに、標記会議を開催しました。この会議は、(1)地域包括ケアに関連する諸事業についての今後の推進方向の検討、(2)人口変動にあわせた地域包括ケア戦略を学ぶ、(3)全国の医療福祉生協の医療・介護事業を交流することなどを目的に開催したものです。参加者からは、(基調講演について)「時間が残されていないことを明確に意識した」、「エビデンスに基づいた分かりやすい講演で、直ちに自分の地域の人口動態を調べる必要を感じた」「自生協は人口動態を含めた地域分析が不足していると感じた」など、(分科会について)「課題が整理できた。何をすべきかが見えてきた」、「テーマが絞られていて、ゆっくり交流できた」などの感想が寄せられました。

▲全体会場の様子

▲全体会場の様子

▲高橋 泰 国際医療福祉大学大学院教授

▲高橋 泰 国際医療福祉大学大学院教授

<地域包括ケア事業検討会の概要>
◇開会挨拶・基調報告:「理念と連動する地域包括ケアのグランドデザインを描き実践に」
医療福祉生協連 松本 弘道常務理事

◇学習講演:「人口減少社会に向かう日本の医療介護の現状と将来予測」
国際医療福祉大学大学院高橋 泰教授

◇分科会:テーマ別に6つの分科会を開催。各分科会は医療福祉生協連の2名の運営員が担当。
【第1分科会:「訪問看護・訪問介護】
報告(1)「定期巡回随時対応訪問介護・看護連携型『かざぐるま』とサ高住『あっとホームひかわ』」
ひかわ医療生協介護事業部 有藤小百合さん
報告(2)「定期巡回・随時対応型訪問介護看護の創設について」
姫路医療生協 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 中部 園部 仁美 副所長
報告(3)「機能強化型訪問看護ステーション戦略」
医療生協さいたま熊谷生協訪問看護ステーション 栗原 知亜紀管理者
【第2分科会:小規模多機能居宅介護、看護小規模多機能居宅介護】
報告(1)「看護小規模多機能型居宅介護事業所ひまわりでのとりくみ」
青森保健生協看護小規模多機能型居宅介護事業所ひまわり 田川 武所長
報告(2)「看護小規模多機能廃止の経過と今後の展望」
宮崎医療生協 長友 則子介護部長
報告(3)「はちせい版地域包括ケア戦略における小規模多機能の位置づけと運営」
八王子保健生協 在宅事業部 黒澤 秀幸部長
【第3分科会:通所系事業】
報告(1)「生活リハビリテーションの実践からみえる通所介護のあり方」
ながおか医療生協 生協かんだ診療所 池田 貴夫事務次長
報告(2)「みえ医療福祉生協の通所介護」
みえ医療福祉生協介護事業部 福本 克己氏
【第4分科会:総合事業】報告(1)「地域住民の『こうありたい』を大切に~地域リハビリテーションへの挑戦~」
―きらり健康生協 佐々木 義秀作業療法士
報告(2)「桑名市の総合事業の概要とみえ医療福祉生協の関わり」
みえ医療福祉生協 寺崎 由郎常務理事
報告(3)「『協議体』参加で見えてきた連携の方向性と地域包括ケア戦略」
姫路医療生協 黒岩 勝博専務理事
報告(4)「総合事業モデル事業実施の経験」
ながおか医療生協 高橋 智憲専務理事
【第5分科会:地域包括ケア病棟・強化型在宅療養支援診療所】
報告(1)「機能強化型在宅療養支援病院(連携型)と地域包括ケア病棟」
東京保健生協大泉生協病院 松本 浩明事務長
報告(2)「地域連携とチーム医療で地域包括ケア病床を運営する」
医療生協さいたま熊谷生協病院 工藤 光子看護長
報告(3)「地域包括ケアシステムの視座を背景にした在宅療養支援診療所~ソーシャルワーカーの役割」
東京ふれあい医療生協梶原診療所 くらし相談室 小山 宰ソーシャルワーカー
【第6分科会:住まい】
報告(1)「どのような介護状態になっても人生の最期を迎える時まで住み続けられる住まい」
さっぽろ高齢者福祉生協 柿原 尚美常務理事
報告(2)「診療所を中心とする事業所群の中での住宅の役割」
大阪きづがわ医療福祉生協 姉川 紀代美さん
報告(3)「法人介護事業の到達点と『なのはな館』」
青森保健生協 砂川 典満常務理事

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:江本) 電話:03-4334-1580