「コムコム川柳第50回入選作品(2月号掲載)」の紹介

「コムコム川柳第50回入選作品」の紹介(情報誌「comcom 2016年2月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品と講評、佳作を紹介~

 医療福祉生協の情報誌「comcom 2015年11月号(第50回)」の折り込み葉書で応募いたただきました句から「自由吟の優秀作品3句と講評」、「課題吟の優秀作品3句」、その他の良かった句などを紹介します。

com com2016年2月号の表紙

入選句掲載誌「comcom 2016年2月号」表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
「コムコム川柳 2016年2月号」の募集案内(1月22日掲載)

今月号の課題吟のお題、「耳」のような漢字一文字の場合は、意味が広がり過ぎて、うまく絞り込んで考えないと難しいものです。聴覚としての「耳」、例えば馬の耳でも「馬耳東風」と「馬の耳に念仏」では少し意味が異なりますし、耳のつくことわざは百二十もあります。そんな中から面白い句を考え出すのは、作句の楽しみです。(選者:全日本川柳協会 常任幹事 奈倉 楽甫)

■自由吟 【優秀作品 :3句】(選者:奈倉楽甫) ※一部ペンネーム使用
一席:断捨離の 本ばかり増え 片づかず   宮崎医療生協 大田原さん(61歳・組合員)

片づけをしようと思い立ち、手始めに買ってきた。“断捨離”の本。読んだだけで満足してしまったり、違う著者の本を見つけて買ってしまったり、気付けば同じような本が山積みに…。片づけるための本を片づけることから始めないといけませんね。
二席:七輪に おでん作りを まかせます   高知医療生協 谷さん(58歳・理事)
電気やガスの普及で、近ごろはあまり見かけなくなった七輪ですが、重宝することもあります。炭火のやさしい熱でじっくり煮込んだおでんは格別です。火の元さえ気を付ければ、おでんが出来上がるまでにほかの家事もできます
三席:毎日の 薬忘れる 夫婦です      松島医療生協 名雪さん(70歳・ボランティア委員)
夫婦同じ病気でも、病状が違うともらってくる薬や飲む時問が違う場合があります。そうでなくとも、薬を飲むのは忘れてしまいがち。対策をいろいろと考えていても、体調がよいときはつい忘れてしまいます。それも仲良く、夫婦いっしよに。

■課題吟 【優秀作品 :3句】 題「耳」 (選者:奈倉 楽甫)
・耳学問 残る言葉が 身にしみる   きらり健康生協 桃井さん(72歳・組合員)
・にこやかな 会話に耳を 傾ける   きらり健康生協 おきみさん(61歳・介護職員)
・話し手も スタミナ要るよ 遠い耳   鹿児島医療生協 種子島さん(80歳・支部運営委員)
※5月号の「課題吟」を募集します。 題:「包丁」  例:ママゴトの包丁野菜ばかり切り 存得
【佳作:7句】 今月の他の良かった句を紹介します。(含む課題吟)
・ガリガリを 百キロにする チャンコ鍋  奄美医療生協 芳さん(83歳・支部長)
・母の手の あかぎれ思う 里の冬     神戸医療生協 佐野さん(92歳・組合員)
・飛び乗れば 女性車両で 下を向き   東京ほくと医療生協 木内さん(66歳・介護ドライバー)
・何てった まあとりあえず 笑っとこ   鹿児島医療生協 西垂水さん(60歳・組合員)
・貝がらを 耳にあて聞く ふるさとを   鹿児島医療生協 甲斐崎さん(68歳・組合員)
・持ち難し 心の叫び 聴ける耳      ろっこう医療生協 あおぞらまちこさん(57歳・主任ヘルパー)
■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を、また、所属の医療福祉生協名を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:藤井) 電話:03-4334-1580