2015年度医療福祉生協連口腔ケア研修会報告

2015年度医療福祉生協連口腔ケア研修会 報告
~『食べられる口づくり』を通して『おいしく長生きのまちづくり』を目指す」~

 医療福祉生協連(新宿区百人町、藤原高明会長理事)は、12月5日(土)~6日(日)、都内の中野サンプラザ(中野区)において、標記研修会を35生協104名(含む講師・委員・事務局)の参加で開催しました。
この研修会は、(1)「口から食べる」を実践できる職員を養成、(2)口腔ケアのあり方の学習、(3)おいしく長生きのまちづくりをめざすことなどを目的に開催しました。

<口腔ケア研修会の概要>
【第一日目:12月6日(土) 13時~17時30分 司会:熊本 晶記委員・小池 由里委員】
◇基調報告:「口は命の入り口 食べることは生きること おいしく長生きのまちづくりをめざして」
医療福祉生協連 歯科委員会 中澤 桂一郎委員長
◇学習講演: 講師  ジャーナリスト 下平 貴子さん  ※参考情報:☆「ケアサポ連載中」
演題「人は『 口』から再生する!〜健康寿命を延ばし、高齢者の QOL を変える食支援の広がり〜
1.「口から食べることを支える取り組み」が何故必要か(WAVES「元気に食べてますか」運動など」
2. 医療の基盤には「栄養管理」があるべき 3. 双方向(食支援の専門家・食支援にかかわる市民)から支援を求め合う  4. 多職種と関わるフィールドの広がり  5.食べる口、喋る口が命!

▲講師:下平 貴子さん

▲講師:下平 貴子さん

▲基調報告:中澤 桂一郎委員長

▲基調報告:中澤 桂一郎委員長

◇事例報告:3つの医療福祉生協から報告
□(1)「介護士の気づきから こんなことに…ディケアの口腔機能向上加算 これまでとこれからの課題」
西都保健生協 北多摩クリニック 萩原 忍介護福祉士
□(2)「~多職種・地域をつなぐ~おいしく食べるプロジェクト」
大分県医療生協 けんせい歯科クリニック 佐藤 千代子歯科衛生士
□(3)「医科歯科連携を目指して病棟での無料歯科検診を行って」
庄内医療生協 協立歯科クリニック 菊地 大樹所長 

▲萩原 忍介護福祉士

▲萩原 忍介護福祉士

▲佐藤 千代子主任歯科衛生士

▲佐藤 千代子主任歯科衛生士

▲菊地 大樹所長

▲菊地 大樹所長

◇休憩時間に岡山医療生協作成DVD「あいうべ体操」を上映しました。
分散会討議:基調報告・学習講演・事例報告を受けて15グループに分かれ自己紹介・意見交換など。
※ファシリテーターの手塚美恵子委員が出す「発想転換のテスト」や「口腔ケアで困ったこと」などをグループごとに、手作業を含めてゲーム感覚で、話し・聴き・書き・発表し合いました。最後に、「これから何がしたいか」を書き出した後、意見交換しました。最後に「誰に何をしてもらいたいか」を参加者全員から発表して貰い、書き出した「☆型シール」を模造紙に貼りツリーを作成しました。

▲お皿と団子ゲーム

▲お皿と団子ゲーム

▲全員が発表する様子

▲全員が発表する様子

□終了後・夕食交流会:歯科委員の企画運営で楽しく有意義に交流し、親睦を深めました。
○司会は手塚委員と小池委員、乾杯の音頭は藤原高明会長理事、医療福祉生協に関する「ウルトラクイズ」、大盛り上がりの「じゃんけん大会の後、フィナーレは歯科委員会得意の「協同の輪」づくり。

【第二日目:12月6日(日) 9時~12時15分】
◇学習講演:「誤嚥性肺炎の予防/摂食・下機能向上を可能にする!
経口移行につなげる嚥下リハビテーションと口腔ケア」 (一社) TOUCH 舘村 卓 代表理事
1.何故経口摂取が望まれるのか(非経口的栄養摂取の長期化は栄養障害となる)
2.嚥下リハビリテーションの肝(呼吸路の安全性の確保・口腔~咽頭機能の賦活・食物の調整)
3.口腔ケア、あれこれ(目的に沿った口腔清掃・嚥下機能の理解・嗜好の理解など)
4.口腔・咽頭機能に合わせた食物摂取、寝かせることの危険性(口唇機能・摂食嚥下機能など)
5.誤嚥防止⇒姿勢(うなづき・姿勢保持・足感設置)・口腔咽頭機能の賦活・食事の調整⇒医科歯科  連携⇒今後のチームのあり方(歯科医師会・訪問歯科センター)
舘村 卓医師のブログ

▲舘村 卓 代表理事

▲舘村 卓 代表理事

▲全員発表(星)のクリスマスツリー

▲全員発表(星)のクリスマスツリー

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<お問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:松村)  電話:03-4334-1580