生協総研「 第25回全国研究集会」開催報告

生協総合研究所 第25回全国研究集会開催報告
~提言:2050年超高齢社会のコミュニティ構想~

 (公財))生協総研(東京都千代田区)主催の標記の研究集会が2015年9月26日に都内の明治大学駿河台キャンパスリバティホール(千代田区)において、各地の生協・研究者・同研究所会員団体などからの約220名(含む講師・事務局)の参加をえて開催されました。
同研究所は、「少子・超高齢・人口減少・単身社会のただ中にある2050年に、生協が地域コミュニティ創造の一翼をどのように担うのか」という問題意識のもと、2013年4月に「2050研究会」を設置しました。この研究会の2年間の活動の中から「提言」がまとめられ、このたび岩波書店から「提言:2050年超高齢社会のコミュニティ構想」(税別1,700円)が8月25日に刊行されました。今集会はこの中で提起された「地域の核としての『集いの館』」を軸に、この著者(2050研究会委員)からの報告と若者たちのパネルディスカッション、2つの事例報告などで構成されました。
医療福祉生協連(新宿区百人町)は、オブザーバー参加やコメントを述べる形で同研究会に協力してきました。同集会では、ヘルスコープおおさか(大阪市旭区)が「たまり場“ひだまり”活動」について報告しました。また、医療福祉生協からは、医療生協さいたま、東京保健生協、尼崎医療生協、ヘルスコープおおさか、医療福祉生協から10人が参加しました。
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<第25回全国研究集会の概要>
◇プログラム:講演、事例報告、ビデオメッセージ、パネルディスカッションなど
■開会挨拶 生協総合研究所 生源寺 眞一 理事長
■講演【1】 提言の総括報告  京都大学大学院 若林靖永 教授
■講演【2】 単身化社会のゆくえと親密圏の再構築  放送大学 宮本みち子 副学長
■事例報告【1】「柏プロジェクト」活動報告 (株)ニッセイ基礎研究所 前田展弘主任研究員
■2050研究会委員ビデオメッセージ  NPO高齢社会をよくする女性の会 樋口 恵子理事長
■事例報告【2】 たまり場「ひだまり」活動報告  ヘルスコープおおさか 小森佳子常務理事
※たまり場「ひだまり」・「よってこ」誕生までの地域の変化と現在の活動状況。そこから獲得できたものとこれからの課題、地域と共同開催「第9回生江deワイワイ元気まつり」(4,000人参加)など

▲講演:宮本みち子 放送大学副学長

▲講演:宮本みち子 放送大学副学長

▲報告:小森佳子ヘルスコープおおさか常務理事

▲報告:小森佳子ヘルスコープおおさか常務理事

■パネルディスカッション【1】 若者が大いに語る未来  ファシリテーター:近本 聡子研究員
パネリスト:米澤 旦(明治学院大)・山田 香織(NHK政策局)・星野 浩美(こーぷさっぽろ)・郡司 明徳(コープみらい) ・寺下 晃司(コープこうべ)・
■パネルディスカッション【2】「2050年 超高齢社会のコミュニティ構想」著者たちが語る未来
ファシリテーター:若林 靖永教授
パネリスト:上記の6人と著者たち:宮本 みち子副学長、松田 妙子せたがや子育てネット代表、前田 展弘主任研究員、白鳥 和生日経新聞社編集局調査部次長、藤井 晴夫総研研究員
■閉会挨拶 生協総研 小方 泰 専務理事

▲パネルディスカッション【2】の様子

▲パネルディスカッション【2】の様子

▲参加者たちの様子

▲参加者たちの様子

【参考文献】
◇書名:「提言:2050年超高齢社会のコミュニティ構想」
◇発行・発行日:(株) 岩波書店・2015年8月25日 四六判・並製・208頁
◇定価(本体1,700円 + 税)
◇ISBNコード:ISBN978-4-00-061063-6
生協総研ホームページの同書の情報

<問い合わせ先>
生協総合研究所 (担当:中村・遠藤・茂木)  電話:03-5216-6025