「コムコム川柳第46回入選作品(10月号掲載)」の紹介

「コムコム川柳第46回入選作品」の紹介(情報誌「comcom 2015年10月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品と講評、佳作を紹介~

医療福祉生協の情報誌「comcom 2015年7月号(第45 回)」の折り込み葉書で応募いたただきました句から「自由吟の優秀作品3句と講評」、「課題吟の優秀作品3句」、その他の良かった句(含む課題吟)などを紹介します。

入選句掲載誌「comcom2015年10月号」表紙

入選句掲載誌「comcom2015年10月号」表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
「コムコム川柳 2015年10月号」の募集案内(9月22日掲載)

自由吟 【優秀作品 :3句】(選者:奈倉楽甫)※一部ペンネーム使用
一席:献血へ 善意さしだす 太い腕 福山医療生協 金太郎さん(73歳・組合員)
年齢の上限寸前までに百数十回も献血をされた知人がいます。献血車に並んでいる健康そうな人たちを見ると心強く思え、その中に筋骨隆々の人を見つけるとさらに頼もしく感じます。
二席:手を包む よく働いた 手ですねと  ろっこう医療生協 あおぞらまちこさん(56歳・主任ヘルパー)
ベテランのヘルパーが、「いかがですか」と声をかけ、利用者さんの手を取りました。その手を両手で包んで大事そうにさすりながら、「あなた、いい手をしていますね」と…そんな会話が聞こえてくる句です。
三席:聴診器 触れて呼吸の 軽くなり  徳島健康生協 ルイ・パストゥールさん(83歳・組合員)
医師が首にかけていた聴診器を手に取り、「はい、大きく息をして」といって患者の胸に当てます。このやりとりが、患者にとって大きな安心と信頼につながっていくのでしょう。
■課題吟 【優秀作品 :3句】 題「初版」 (選者:奈倉楽甫)
今も鹿児島県や熊本県といった地域では、語呂合わせなど言葉遊びを楽しむ「狂句」をつくるグループがあり、面白い短詩がつくられています。ただ本来、川柳は十七音字であること、うがち・おかしみ・かるみといった笑いの表現かありつつも品がよいことが大切です。上品なおかしみを目標に作句してみましょう。
・いつまでも 残していたい 初版本  倉敷医療生協 せとちゃん(65歳・支部運営委員)
・いつか読む 大事に保管 初版本   宮崎医療生協 サイクリストさん(60歳・事務)
・初版には 作者の思い あふれてる  神戸医療生協 小林さん(78歳・支部運営委員))
※1月号の「課題吟」を募集します。 題「試験」  例:親ほどに子ども試験をこわがらず 金八郎
【佳作:7句】 今月の他の良かった句を紹介します。(含む課題吟)
・今日飲んで 明日飲まないと 言い続け 奄美医療生協 エイイチさん(44歳・事務)
・復興の ダンプ行き交う 田舎みち 福鳥医療生協 石河さん(63歳・組合員)
・ありがとう その一言に 心こめ 高知医療生協 風祭さん(66歳・支部長)
・元気でな 友の言葉が 身にしみる 東京ほくと医療生協 木内さん(65歳・介護ドライバー)
・四十路すぎ 漫画の初版を 握りしめ 徳鳥健康生協 ぽんちゃん(45歳・看護師)
・初版本 高価と知らず 売りわたし 米子医療生協 オリビア大好きさん(65歳・組合員)
・タレントの 告白本は 初版きり 川崎医療生協 ねもねもさん(65歳・看護師)
■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を、また、所属の医療福祉生協名を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:藤井) 電話:03-4334-1580