「コムコム川柳第45回入選作品(9月号掲載)」の紹介

「コムコム川柳第45回入選作品」の紹介(情報誌「comcom 2015年9月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品と講評、佳作を紹介~

医療福祉生協の情報誌「comcom 2015年6月号(第45 回)」の折り込み葉書で応募いたただきました句から「自由吟の優秀作品3句と講評」、「課題吟の優秀作品3句」、その他の良かった句(含む課題吟)などを紹介します。

comcom 2015年9月号の表紙

入選句掲載誌「comcom 2015年9月号」表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
「コムコム川柳 2015年9月号」の募集案内(8月21日掲載)

■自由吟 【優秀作品 :3句】(選者:奈倉楽甫)※一部ペンネーム使用
一席:ゆったりと 無駄が笑える 年の功 沖縄医療生協 山城さん(59歳・看護師)
他人の間違いをあげつらうだけでなく、ことの道理を理解するように教える余裕があるということでしょう。年の功とは、長い経験に裏打ちされた温かいものだと思います。
二席:ギプス捨て そろそろ娑婆の スケジュール 福山医療生協 光男さん(73歳・組合員)
思わぬ骨折に長朋のギプス生活。やっと全快の日を知らされて、ホッとしたところです。ギブスさえ取れたら、早速以前の生活に戻るために、あれをして、これをしてと力がわいてきます。
三席:マンションが 情緒を消したり 裏通り 奄美医療生協 芳さん(82歳・支部長)
築30数年の家並みが、静かな街を形成していました。ところが、近くの駐車場に囲いがされたと恩ったら、あっという閔に大きなマンションが建ちました。小さなたたずまいが一気に壊された寂しさがにじんでいます。
■課題吟 【優秀作品 :3句】 題「近所」 (選者:奈倉楽甫)
今回も慣用語を句にされたものがいくつかありました。自分では新しい表現と思っでも、大抵これまでに詠み尽くされています。一方で、新しい言葉を作っても、あまり突飛すぎると独りよがりの句になります。ちょうど良い言葉を探すのは大変ですが、それにやりがいがあります。
・村おこし 土台支える となり組 東信医療生協 上原さん(67歳・組合員)
・赤ちゃんの 泣き声近所 なごむ朝 神戸医療生協 佐野さん(91歳・組合員)
・里の味 近所に配り 広がる輪 川崎医療生協 ねもねもさん(65歳・看護師)
※12月号の「課題吟」を募集します。 題「反対 例:反対のほうはよく来るパス乗場 眉水

【佳作:7句】 今月の他の良かった句を紹介します。(含む課題吟)
・早乙女も エンジン止めて 小休止 佐賀県医療生協 吉永さん(71歳・組合員)
・雨続き 傘をさしての ウォーキング 鹿児鳥医療生協 甲斐﨑さん(67歳・組合員)
・気がかりも 整理しておく 老いじたく きらり健康生協 おきみさん(60蔵・介護職)
・ご近所に ひとりおります ラジオ局 米子医療生協 高田さん(73歳・運転手)
・近所中 花を咲かせて 日向ぼこ 神戸医療生協 小林さん(78歳・支部運営委員)
・夕食に 作りすぎたと おすそわけ 岡山医療生協 すぎちゃん(70歳・支部運営委員)
・ご近所に 愛想ふりまく うちの猫 高知医療生協 谷さん(57歳・支部長)
■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を、また、所属の医療福祉生協名を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:藤井) 電話:03-4334-1580