「コムコム川柳第42回入選作品(6月号掲載)」の紹介

「コムコム川柳第42回入選作品」の紹介(情報誌「comcom 2015年6月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品と講評、佳作を紹介~

医療福祉生協の情報誌「comcom 2015年3月号(第42回)」の折り込み葉書で応募いたただきました句から「自由吟の優秀作品3句と講評」、「課題吟の優秀作品3句」、その他の良かった句(含む課題吟)などを紹介します。

com com 2015年6月号の表紙

com com 2015年6月号の表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
「コムコム川柳 2015年6月号」の募集案内(5月25日掲載)

自由吟 【優秀作品 :3句】(選者:奈倉楽甫)※一部ペンネーム使用 
一席:満開も ふんばる添え木 あってこそ      岡山医療生協 チッチさん(60歳・組合員)
寿命が50年という桜。名のある古木は人々の手入れによって100年を超えて花を咲かせています。よく見ると丈夫な添え木に支えられていて、それが風情を成していて美しい。国民が袴るのにふさわしい容姿です。
二席:旗振って このみちいつか 歩いたな     たじま医療生協 ユカタンさん(73歳・理事)
70数年前のこと、重々しい風の中に大きな戦果を祝う旗行列や提灯行列がおこなわれました。何も知らぬまま万歳を叫んで、振った旗。人も街も暗い時が刻まれた時代がありましたが、それも今の平和の礎だったのか…。
三席:イカナゴの 釘煮が香る 坂の町       ろっこう医療生協 はなばあさん(71歳・理事)
瀬戸内海は魚の多い海です。晩春のこの季節にはてイカナゴが大漁になります。百貨店などではイカナゴや山椒をはじめ、釘煮の材料がまとめて売り出されています。港の町々では、どこの家でも釘煮の香りが漂うのでしょう。
課題吟 【優秀作品 :3句】 題「音」 (選者:奈倉楽甫)
川柳は、私たちの生活の中にある何を題材にして詠んでも構いません。ですが、初めて作句する人は、題材選びや、どう詠めばいいのかに悩むことでしょう。最初は、お題を与えられて作る課題吟がおすすめです。五・七・五の定型を意識して詠みましょう。
・ピンポーン 田舎の香り 届いたよ   米子医療生協 ソフィアも好きさん(65歳・組合員)
・足音で わかるナースの 忙しさ    神戸医療生協 小林さん(77歳・支部運営委員)
・音なしも 元気と思う 親ごころ     阪神医療生協 山下さん(70歳・理事)
※9月号の課題吟を募集します。  題「近所」  例:ご近所になります若いご挨拶 童子
【佳作:7句】 今月の他の良かった句を紹介します。(含む課題吟)
・お手玉で 歌と笑いの 手をつなぎ      長野医療生協 福寿草さん(69歳・支部運営委員)
・この季節 それでも歩く 花粉症        松江保健生協 新田さん(63歳)
・流れとめ 文化なのかと ひなまつり      東京保健生協 高僑さん(支部委員)
・雨期だけど ウキウキ気分 傘の花      尼崎医療生協 チャチャニャ~ゴさん(59歳・支部運営委員)
・皿洗う 音に自分の 心見え          鹿児鳥医療生協 甲斐崎さん(67歳・組合員)
・自販機に 声かけられて ふり返る      和歌山中央医療生協 クロトラさん(58歳・事務)
・せせらぎの 音を探しに ハイキング     阪南医療生協 藤井さん(71歳・監事)
※次号は、2015年4月号に寄せられた第43回目募集の川柳を発表します。
■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を、また、所属の医療福祉生協名を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:藤井) 電話:03-4334-1580