「コムコム川柳第40回入選作品」の紹介

「コムコム川柳第40回入選作品」の紹介(情報誌「comcom 2015年4月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品3句と講評を紹介~

 医療福祉生協の情報誌「comcom 2015年1月号(第40回)」の折り込み葉書で応募いたただきました句から優秀作品3句と講評、課題吟句、その他の良かった句などを紹介します。

com com 2015年4月号の表紙

com com 2015年4月号の表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
「コムコム川柳 2015年4月号」の募集案内(3月20日掲載)

○選者: 奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
【優秀作品 :3句】※一部ペンネーム使用 
一席:潮の香を 一品そえる 島のカフエ    福山医療生協 金太郎さん(73歳・組合員)
土地の人たちが気軽に立ち寄れる海岸通りの店なのでしょう。出てくるのは普通の料理だけれど、潮の香りのする一品が添えられて、それが案外評判になっているようです。
二席:元旦に 認認介護の 初夢か    けいはん医療生協 大森さん(71歳・理事)
 悲しいかな老老介護がすすんで、認知症の人が認知症の人を介護するまでになるのでしようか。ただ、認知症はいつか新薬か出る望みがあるそうです。介護ロポットは進化しているとはいえ、心のある介護をする喜びが表れている夢かもしれません。
三席:温かい 世話が病苦を 楽にする   奄美医療生協 芳三(82歳・支部長)
  昼夜の別なく病人を世話するのは大変ですが、心のこもった看病には苦痛が和らぎます。ケアする温かい気持ちと感謝の気持ちが交わるのを祈りたいところです。

■課題吟「メモ」:(選者:奈倉楽甫)
今月号から、これまで募集していた「自由吟」に加え、「課題吟」の作品を発表します。記念すべき1回目の題は「メモ」。みなさんの日常に沿った内容をはじめ、個性豊かな句がたくさん集まりました。
・あちこちに メモ貼り暮らす 日々楽し  神戸医療生協 小林さん(77歳・支部運営委員)
・アイデアを 書き溜めたメモ 宝箱    奄美医療生協 エイイチさん(44歳・事務)
・メモ書きを 一つずつ消す 老いの春   鳥取医療生協 河瀬さん(86歳・支部運営委員)
※次の課題吟を募集します
7月の題「辛抱」  例:どっちもが 辛抱してる 気で夫婦 延原苦沙弥
【佳作:5句】 今月の他の良かった句を紹介します。
・さわやかな 朝から便り すがすがし  医療生協かわち野 北野さん(67后歳・組合員)
・孫のカゼ もらわぬ策に 酒一献    盛岡医療生協 一方井さん(78歳・支部運営委員)
・春風よ アペノミクス をつれてきて    鹿児鳥医療生協 甲斐崎さん(67歳・組合員)
・避難先 無いのに急ぐ 再稼働      東信医療生協 上原さん(61歳・組合員)
・メモ見ても 忘れて帰る お買い物    みえ医療福祉生協 榎本さん(77歳・支部長)
・安心して 忘れるために メモをする   香川医療生協 チルチルさん(81歳・支部運営委員)
・木簡の 古代ロマンに 感嘆符      北医療生協 なるこさん(69歳・支部運営委員)
・総理には こちらのメモを 渡したい   宮崎医療生協 大田原さん(60歳・事務)
※次号は、2015年2月号に寄せられた第41回目募集の川柳を発表します。

■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を、また、所属の医療福祉生協名を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:藤井) 電話:03-4334-1580