第2回「高齢者にやさしい診療所」交流会報告

2014年度第2回「高齢者にやさしい診療所」交流会報告

 医療福祉生協連(東京都新宿区、藤原高明会長理事)は、診療所が提供する医療の質を高めるため「高齢者にやさしい診療所ツールキット(発行:WHO/世界保健機関)」導入マニュアルを使用した高齢者にやさしい診療所プロジェクトを実施しています。
 2015年1月25日、都内のエフプラザ(千代田区)にて、2014年度第2回「高齢者にやさしい診療所」導入プログラムとりくみ交流会を開催しました。この交流会は、導入プログラム修了以降の継続的な質改善のとりくみや現在エントリー中の診療所のこれまでの到達点を交流し、各事業所の質改善活動に役立たせていくことを目的に開催したものです。交流会には、6生協・診療所から医師・看護師・事務職員など13名(含む講師・委員・事務局)が参加しました。

▲オリエーテーション:喜瀬守人委員長 

▲オリエーテーション:喜瀬守人委員長

▲会場の様子

▲会場の様子

<2014年度第2回導入プログラムとりくみ交流会の概要>
高齢者にやさしい診療所づくり小委員会・喜瀬守人委員長(医師)から開会あいさつとオリエンテーション後、高齢者にやさしい診療所導入プログラムに取り組み中の診療所と第二段階の質改善をめざす診療所から報告。ミニ学習「コミュニティ活動について」、「悩みと聞きたいこと」のとりくみ交流と質疑応答をしました。
○報告した診療所
・利根保健生協 とね診療所
・ろっこう医療生協 六甲道診療所
・きらり健康生協 とやのクリニック
・医療生協さいたま さいわい診療所
・はるな生協 通町診療所

■ミニ学習「コミュニティ活動について」  講師:菅野哲也医師(荒川生協診療所所長)
(1) カフェを始めた動機(医療介護の壁を超えて地域で連携の場づくり)
(2) 荒川区で「あらかわカフェ」を開く
(3)Caféで語る(地域のカフェに飛び込む)  
(4) 営(2~3名のスタッフで第2土曜日午後開催・告知・ミニ講義と交流) 
(5)何のためか(サードプレイス=自分自身・地域でのなかまづくり・仕事に生かせないか?)
(6)生協活動の問題点(組合員の高齢化による活動定価・職員の関わりの希薄化・業務外活動に制限が多い・生協理念が浸透していない)

▲講師:菅野哲也医師

▲講師:菅野哲也医師

▲熱心に聞く参加者たち

▲熱心に聞く参加者たち

【関連情報】
image006世界保健機関(WHO)が、世界の様々な国で調査した結果によれば、高齢者にやさしい医療機関の条件として、以下の3点が挙げられています。
○医師、看護師、事務職、介護職などのスタッフが高齢者ケアについてよくトレーニングを受けており、十分な知識があること。
○医療機関の受診に関するシステムが高齢者にとって利用しやすいものであること。
○医療機関内の物理的な環境が高齢者にとって利用しやすいよう整備されていること。
○それらを実践するためのツールをもりこんだものが、「高齢者にやさしい診療所ツールキット」です。


2014年度第1回「高齢者にやさしい診療所」とりくみ交流会報告(2014年9月28日開催)

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 高齢者にやさしい診療所(担当:古舘・出野) 電話:03-4334-1580