「コムコム川柳第30回入選作品」の紹介

「コムコム川柳第31回入選作品」の紹介(情報誌「comcom2014年7月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品3句と講評を紹介~

 医療福祉生協の情報誌「comcom」2014年4月号(第31回)の折り込み葉書で応募いたただきました句から優秀作品3句と講評、その他の良かった句、添削句などを紹介します。

comcom2014年7月号の表紙

comcom2014年7月号の表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
「コムコム川柳 2014年7月号」の募集案内(6月25日掲載)

○選者: 奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
川柳の入門書では、『多読多作を目標に』しようと書かれたものが多いようです。まさにその通りで、良い句を詠むためには広くたくさんの作品を読むことか勉強になります。そして、それを参考にしてひとつでも多くの句を詠むことが上達への近道です。 約束事は、十七音字に収める、□語を便う、人情風景をテーマにすること。1句を考えるだけでも大変でしょうが、ここで紹介された作品を手がかりに、ぜひ何句も詠んで投句してみましょう。

【優秀作品 :3句】※一部ペンネーム使用 
1.親切も 垣根越えると 御節介   奄美医療生協 芳さん(81歳・支部長)
ご近所付き合いは近すぎると煩わしがられ、距離感をつかむのが難しい。ただ、常日頃からあいさつを交わしていれば、何かあった峙に自然と手を差し伸べ合え、『ありがとう』と素直に感謝もできるでしょう。
2.カラオケで 幸せ感じ うれしいね  阪神医療生協 大和さん(65歳・理事)
マイクを持つと、にわかに意気か上がる人がいます。それを知っているみんながマイクを向けると、いつも期待に応えて楽しませてくれます。実は、人知れず練習しているのかもしれませんね。
3.お若いと 言われおのずと 背すじのび  長野医療生協 オコニコさん(63歳・支部運営委員)
 若いのは、見た目か、動きの敏捷さか。理由は人によって違いますが、『お若いですね』といわれると、より良く見せようと自然に姿勢を正しています。

■今月のその他の良かった句を紹介します。
・病得た 友の笑顔に 活もらう       東信医療生協 上原さん(60歳・組合員)
・職場から 知恵の袋が 春に去る     高知医療生協 谷さん(56歳・支部長)
・仏前に 毎朝同じ こと願う         松江保健生協 松本さん(76歳・組合員)
・とりあえず いつもニコニコ すごす日々 高知医療生協 シズちゃん(65戚・組合員)
・衣替え 敷いた新聞 なつかしむ      鹿児島医療生協 甲斐崎さん(66歳・組合員)

■ワンポイント・アドバイス:(選者:奈倉楽甫)
※寄せられた句を、選者に添削していただきました。参考にして投句してください。
元句: 職場から 知恵の袋が 春に去る
⇒添削句:惜しまれて 行く定年の 知恵袋
    佳作の句の『知恵の袋』という表現は、「知恵袋」に替えて下五で使うとより良くなります。
※次号は、2014年5月号に寄せられた第32回目募集の川柳を発表します。

■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を必ずご記入願います。

<問い合わせ先> 医療福祉生協連 会員支援部(担当:江本) 電話:03-4334-1580