「コムコム川柳第29回入選作品」の紹介

「コムコム川柳第29回入選作品」の紹介(情報誌「comcom2014年5月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品3句と講評を紹介~

 医療福祉生協の情報誌「comcom」2014年2月号(第29回)の折り込み葉書で応募いたただきました句から優秀作品3句と講評、その他の良かった句、添削句などを紹介します。

comcom2014年5月号の表紙

comcom2014年5月号の表紙

医療生協の情報誌『comcom』案内
「コムコム川柳 2014年5月号」の募集案内(4月22日掲載)

○選者:奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
川柳は俳句と同じ十七音字。濁音の違いは、俳句は自然の風物や四季の移り変わりを題材に詠み、川柳はそれを見た人の喜怒哀楽といった感情を題材に詠むものとされています。定義と聞くと難しく考えてしまいがちですが、みなさん自由に作句を楽しんでいることは聞違いありません。日常で感じたことを詠んで、投句してみましよう。
【優秀作品 :3句】※一部ペンネーム使用
1.車間距離 おいて付き合う むずかしさ  奄美医療生協 芳さん(81歳・支部長)
人との付き合いは、車間距離によく例えられます。以前はつかず離れずの距離を心得ていたつもりでしたが、ささいなことですぐ衝突してしまう今日このごろです。
2.正月の 脂肪がとれず ランニング 沖縄医療生協 しやみせんさん(36歳・薬剤師)
私はもちが大好きで、年末のもちつきから味見と称してつまみぐい。当然、小正月を過ぎるころには、おなか回りに変化が見えます。もちろん、運動不足も原因のひとつ。ランニングで余分な脂肪を落としましよう。
3.生命線 皺と交わり のびていく    神戸医療生協 小林さん(76歳・支部運営委員)
手のひらは、甲と比べると分かりにくいとはいえ、年齢とともに皺が増えていきます。手相には無関心でしたが、そういわれてよく見ると、皺との区別がつかなくなっています。
■今月のその他の良かった句を紹介します。
・子を育て 親の苦労が 今わかる     広島中央保健生協 徳丸さん(55歳・事務)
・親と子で 張り合っている チョコの数  青森保健生協 こわちゃんさん(77歳・支部運営委員)
・若作り 席をゆずられ ムダと知る    東京ふれあい医療生協 寺田さん(73歳・理事)
・おもてなし いろいろあるが だれもこず 長野医療生協 松本さん(64歳・職員)
・古稀記念 子どもがくれた 夫婦旅    阪南医療生協 藤井さん(70歳・監事)
■ワンポイント・アドバイス:(選者:奈倉楽甫)
  ※寄せられた句を、選者に添削していただきました。参考にして投句してください。
元句: 健診の メニューで年齢 自覚する
添削句:健診の メニューで 年を 自覚する
元句: 内緒やで 言うたらアカンで 逮捕やで
添削句:内緒やで 言うたらアカン 逮捕やで
    川柳の定型は、五・七・五の十七音。できるだけリズムを大切にし、中七にしましよう。
※次号は、2014年3月号に寄せられた第30回目募集の川柳を発表します。
■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:江本) 電話:03-4334-1580