コムコム川柳第27回入選作品の紹介

「コムコム川柳第27回入選作品」の紹介(情報誌「comcom2014年3月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品3句と講評を紹介~

 医療福祉生協の情報誌「comcom」2013年12月号の折り込み葉書で応募いたただきました句から優秀作品3句と講評、その他の良い句、添削句、を紹介します。
⇒医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
⇒「コムコム川柳 2014年3月号」の募集案内(2月24日掲載)

▲入選句掲載誌「comcom3月号」表紙

▲入選句掲載誌「comcom3月号」表紙

▲今月号から裏表紙にカラーで掲載

▲今月号から裏表紙にカラーで掲載

○選者:奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
【優秀作品:3句】※一部ペンネーム使用 
1.胃袋も 同級生で 七十五  郡山医療生協 森の熊さん(75歳・組合員)
自分の体の一部を同級生として詠んでいることが、まず面白い。いくつになっても何でもよく食べる人がいます。歳を重ねても胃腸が強いのは、なによりも幸せなこと。それが全身に異常のないことにもつながります。健康がうれしい75歳ですね。
2.大雪で 紅白になる リンゴ畑   津軽保健生協 あんころもちさん(59歳)
雪が降って、赤いリンゴが白い綿帽子をかぶる。小寒の頃、そんな写真が新聞に載ることがあります。日本人は、昔から紅白が大好きです。源平の紅白戦にはじまり、餅や水引などの縁起物、さらにはタンチョウヅルにまでおもしろみを感じていたようです。
3.古稀となり サードライフは ボランティア  阪神医療生協 藤井さん(70歳・監事)
定年退職の後、新たな人生を人のために役立てようという意気込みは貴重です。60歳を過ぎ、さらに80歳を迎えても、できることはたくさんあります。経験はまだ浅くても、人生の先輩の判断はきっと喜ばれていることでしょう。

■今月のその他の良かった句を紹介します。
・貫録の 体形洋梨 りんご型    群馬中央医療生協 吉田さん(79歳・支部運営委員)
・パズル解き 脳の老化の 防止策    宮崎医療生協 生田さん(74歳・支部運営委員)
・紅葉を テレビの中で 旅気分     神奈川みなみ医療生協 本橋さん(81歳・組合員)
・猫二匹 ひざとり合戦 冬の陣     沖縄医療生協 嶺井さん(57歳・ソーシャルワーカー)
■ワンポイント・アドバイス:(選者:奈倉楽甫)
※寄せられた句を、選者に添削していただきました。参考にして投句してください。
元句: いますこし サンタの威力 きく吾子よ
⇒添削句:いますこし サンタの威力 きくだろう
川柳の基本は□語体。文語体の下五は、対象が幼児だとわかっているので□語体にしましよう。
元句: 介護には 目くばり気くばり 思いやり
⇒添削句:声かけて 触れ合う気持 から介護
句になってはいますが、説明調のために標語のようです。
※次号は、2014年1月号に寄せられた第28回目募集の川柳を発表します。
■お願い:募集句のうち優秀作品などを当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を必ずご記入願います。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:江本) 電話:03-4334-1580