comcom川柳第26回入選作品の紹介(2014年2月号掲載)

comcom川柳第26回入選作品の紹介(情報誌「comcom2014年2月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から優秀作品3句と講評を紹介~

 情報誌「comcom2013年11月号」(第26回)の折り込み葉書で応募いたただきました句から選者の奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事に選んでいただきました。優秀作品3句と講評、添削句、その他の良い句を紹介します。この入選句は「comcom2014年2月号」の36ページに掲載しております。

入選句掲載の情報誌「comcom2014年2月号」表紙

入選句掲載の情報誌「comcom2014年2月号」表紙

入選句掲載の情報誌「comcom2014年2月号」表紙
⇒医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
⇒情報誌「comcom川柳 2014年2月号」の募集案内(1月24日掲載)

○選者:奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
【優秀作品:3句】※一部ペンネーム使用 
1.坂道を つい若者と 競うくせ 徳島健康生協 傅住さん(65歳・理事)
足には自信がありましたが、長距離を歩くのは時間がかかるようになってきました。しかし、坂道や短い階段では、まだまだ若者には負けられないと競争のつもりでついつい張り合ってしまいます。いつまでも健康でいたいですね。
2.今の世を 共に怒るか 桜島 鹿児島医療生協 田中さん(56歳・理事)
降灰警報が出されるまち。ほかの土地よりも天災が目に見える形ですぐ近くにありますが、住民たちは共存しています。一方で、原発問題も収束しないまま、消費税・医療費負担増や年金のカットなど、国民はやりきれない思いを抱えて過ごしています。自然現象を怒りに例えて、共鳴させているところが面白い。
3.親の顔 みたいと聞いて 鏡見る ろっこう医療生協 はなばあさん(69歳・理事)
子どもの頃はおこないの悪さにあきれられ、成長すると育ちの良さを褒められます。今ではいわれることも少なくなったものの、ふと鏡を見ると親に似てきた自分の顔が映ります。日常の何でもないひとコマですが、ほほえましい句です。
■ワンポイント・アドバイス:(選者:奈倉楽甫)
  ※寄せられた句を、選者に添削していただきました。参考にして投句してください。
元句: 右左よく 見て渡ろう 踏切を
⇒添削句: 右左よく 見る余裕 犬も持ち
    交通安全の標語ならこれでも良いですが、川柳には客観的な普遍性を持たせたい。視点を犬に置き換えて、「犬も」とすることでユーモアを交えることができ、表現する世界が広がります。
■今月のその他の良かった句を紹介します。
・体重計 そっと上って 目をあけて
・原発を 売り込む人と やめる人
※次号は、2013年12月号に寄せられた第27回目募集の川柳を発表します。
■おことわり:募集句のうち優秀作品については、当会のホームページにて紹介させていただきます。その際に個人名での掲載が不都合の方は「俳号」または「ペンネーム」を必ずご記入願います。
□お知らせ:3月号から、コムコム川柳のページがリニューアルします。お楽しみに。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 会員支援部(担当:江本) 電話:03-4334-1580