新年のご挨拶 日本医療福祉生活協同組合連合会 会長理事 藤原高明

新年のご挨拶

日本医療福祉生活協同組合連合会
会長理事 藤原高明

新年あけましておめでとうございます。

会長理事 藤原高明

 私たちは、昨年の通常総会で「医療福祉生協のいのちの章典」と「医療福祉生協の理念」を決定しました。
「いのちの章典」は医療福祉生協のサービス提供指針であるとともに、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。また、理念を「健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる。」とし、地域まるごと健康づくりをすすめることを私たち医療福祉生協の使命としました。

 本年は、「いのちの章典」「理念」を拠りどころとしながら、超高齢社会に向けて「医療福祉生協の2020年ビジョン」を策定します。2020年ビジョンは、2020年の私たちの「ありたい姿」を描き、その実現に向けて、全国の医療福祉生協が力を合わせて進む基本的な道すじを示すものです。
 具体的には次のようなイメージを持っています。
○地域で多様な連携をひろげ医科・歯科・介護サービスを切れ目なく提供し、地域包括ケアシステムの中で役割を発揮します。
○食事や住まい、助け合い等の新しい事業にチャレンジし、事業活動を通じて一人ぐらしや認知症の高齢者の在宅生活を支えます。
○地域でくらす人々の問題を総合的に解決するべく相談機能を強化します。
○協同組合間協同をひろげ、協同事業、事業連携を実現します。
 健康で豊かな高齢期を過ごすことができる社会の実現は人類の長きにわたる夢です。こどもから高齢者まで、一人ひとりが尊重され、ときに助け合いながら豊かにくらすことができるまちづくりに向け、医療福祉生協が果たす社会的役割を明らかにし、より大きな地域貢献を可能にする組織への前進をめざします。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の放出・拡散、食品・水・土壌・海の放射能汚染により、今なお困難な生活を強いられている人が多数存在します。また、憲法改正への動きも含め、日本の進路を左右する重大な事態も予想されます。医療福祉生協は「健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる。」の理念のもと、今後とも憲法をまもり、憲法をいのちとくらしに活かすとりくみをすすめます。
 医療福祉生協に対する皆さまの一層のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げるとともに、本年が皆さまに一人ひとりにとって実り多き一年となりますよう心からお祈り申し上げます。