家庭医療学開発センター「公開ポートフォリオ発表会」報告

医療福祉生協連 家庭医療学開発センター「2012年度 公開ポートフォリオ発表会」報告
~医師・看護師・職員など約110名が参加~

 医療福祉生協連家庭医療学開発センター(略称:CFMD、東京都新宿区)は、2013年4月7日、コーププラザ(東京都渋谷区)において、「2012年度公開ポートフォリオ発表会」を開催しました。この会は、「レジデンシー・東京(家庭医後期研修)」と「在宅フェロー(在宅医療の専門医養成)」の各プログラムの修了生たちのポートフォリオ発表会です。

 発表会には、約110名の医療福祉生協の病院・診療所、大学病院・医療機関の医師・看護師・職員(含む講師・委員・事務局)が参加。在宅フェロー修了生2名とレジデンシ―修了生4名のポートフォリオの説明、現在研修中の4名の研修生のポートフォリオの発表を熱心にメモをとりながら耳を傾ける多くの参加者たちが見受けられました。また、この間指導してきた指導医師たちの感慨深げな姿もありました。

▲参加者たちの様子

▲参加者たちの様子

▲開会挨拶:藤沼康樹所長

▲開会挨拶:藤沼康樹所長

<ポートフォリオ発表会と修了証所式の概要>
<午前の部> 
◇在宅フェロー(在宅医療の専門医養成)発表と修了式
     司会・修了証授与:平原佐斗司医師(東京ふれあい医療生協・梶原診療所)
■長尾智子医師・石川 美緒医師がそれぞれ掲示したポートフォリオを発表し、質疑応答をしました.。
○長尾智子医師 東京西部医療生協・上井草診療所
 (1)  リハビリテーションアプローチ
 (2)患者中心医療(非がん疾患=心不全)でホスピスと緩和ケア
○石川 美緒医師 東京ふれあい医療生協・梶原診療所
 (1)疼痛管理(非癌患者・神経難病)  (2)介護者不在家庭でのALS患者の在宅看取り
 (3)神経難病患者の合併症  (4)急性期アセスメント
■お二人から研修の振り返りのプレゼンの後、平原先生と藤沼所長から修了証と記念品の贈呈

▲ポートフォリオを発表する長尾智子医師

▲ポートフォリオを発表する長尾智子医師

▲熱心にプレゼンを聞く参加者たち

▲熱心にプレゼンを聞く参加者たち

▲ポートフォリオを発表する石川美緒医師 

▲ポートフォリオを発表する石川美緒医師 

▲2名の成長と修了の講評する平原医師

▲2名の成長と修了の講評する平原医師

▲修了証の授与(写真右:平原医師)

▲修了証の授与(写真右:平原医師)

▲修了証の授与(写真右:平原医師)

▲修了証の授与(写真右:平原医師)

<午後の部>
◇レジデント発表会:2013クラス修了生(4名)と2014クラス(2名)~15クラス(2名)
  ■開会挨拶:藤沼 康樹家庭医療学開発センター所長
  ■ポートフォリオ発表と3年間振返りのプレゼンテーションと修了証授与
(1) Showcase portfolio poster round. Class of 2013(修了生)
○青木 拓也医師 東京ふれあい医療生協 北足立診療所
 (1)複雑性評価を用いた困難事例 (2)骨粗鬆症に関するシステム改善への介入
 (3)家族志向性ケア:親との死別前後における子供のケア
 (4)患者中心医療:癌末期における共通基盤の形成
 (5)外来高齢者ケア:高齢者総合評価を用いた介護者に対するケア   ほか略
○樫尾 明彦医師 医療生協さいたま・大井協同診療所
 (1)プライマリケア漢方プロジェクト (2)在宅緩和ケア(癌末期/認知症末期・非癌患者)
 (3)癌末期ケア:入院したくない患者の在宅看取り (4)ケアの継続性(糖尿病患者)
 (5)地域指向型ケア (6)チーム医療    以下略

▲説明中の青木 拓也医師 

▲説明中の青木 拓也医師 

▲説明中の樫尾 明彦医師

▲説明中の樫尾 明彦医師

○永田 拓也医師 東京ほくと医療生協・浮間診療所
 (1)ケアマネ学習会を通じて地域医療のレベルアップ
 (2)高齢者ケアワークショップの企画・運営
 (3)家庭内ヘルスエキスパートの固定を契機に行動変容に成功した事例
 (4)糖尿病夫婦の糖尿病コントロール (5)チーム医療(癌末期独居患者の在宅緩和医療)
 (6)在宅ケア(認知症終末期患者の在宅医療)   以下略
○町野 亜古医師 川崎医療生協 久地診療所
 (1)高血圧・糖尿病通院中断患者の生物的心理的社会的要因を統合し優先順位を決め介入し多元的ケアを提供するまでの事例
 (2)医療の質改善:「幼児の予防接種」について他職種
 (3)地域で高齢者にやさしい街づくりカフェ・子育てカフェの実施
 (4)糖尿病夫婦の糖尿病コントロール (5)チーム医療(癌末期独居患者の在宅緩和医療)

▲説明中の永田 拓也医師

▲説明中の永田 拓也医師

▲説明中の町野 亜古医師

▲説明中の町野 亜古医師

■レジデンシー・東京修了式(藤沼所長から4名の修了生協に修了証と記念品をお渡ししました)

▲藤沼所長(右)から修了証を授与される町野医師

▲藤沼所長(右)から修了証を授与される町野医師

▲修了生(左から樫尾医師・町野医師・青木医師・永田医師)

▲修了生(左から樫尾医師・町野医師・青木医師・永田医師)

(2) Showcase portfolio poster session. Class of 2014
○重島 祐介医師:家族志向性ケア(認知症高齢者への継続的介入)ほか。 
○濱田 なみ子医師:高津地区在住高齢者と介護家族を対象とした老年症候群学習会ほか。
(3) Showcase portfolio poster session. Class of 2015
 ○天野  静医師:家族志向性ケア(83歳肺癌患者の今後について家族とのカンファレンスで方向性を見出した事例)、「転倒防止」のための予防・健康増進の事例ほか。
 ○田中 公孝医師:癌の病状否認のまま大病院から転院してきた患者のケア事例ほか。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連家庭医療学開発センター(担当:高村・出野) 電話:03-4334-1580
医療福祉生協連家医療学開発センターのホームページ