comcom川柳第15回入選作品の紹介(2013年4月号掲載)

comcom川柳第15回入選作品の紹介(情報誌「comcom2013年4月号」掲載)

~皆さまから寄せられた句から優秀作品3句と講評を紹介~

医療福祉生協連の情報誌「comcom2013年1月号」の折り込み葉書で応募いただいた句から選者の奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事に優秀作品3句を選んでいただきました。講評とあわせてご紹介いたします。入選句は「comcom2013年4月号」の40ページに掲載しております。

入選句掲載の情報誌「comcom4月号」表紙

入選句掲載の情報誌「comcom4月号」表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
情報誌「comcom川柳 2013年4月号」の募集案内(3月25日掲載)

○選者: 奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
【優秀作品 :3句】※一部ペンネーム使用 
1.いじめない 学校さがす めだかたち    東信医療生協 上原さん(59歳・組合員)
舞台を童謡にとって、さりげなく難しい問題を詠んでいます。先生も生徒もいっしょになって元気に遊ぶのが本来の姿でしょう。一方、スズメの学校はどうでしょう。先生はムチをふりふりチイパッパ、これは心配です。
2.食べようか 思いなおして 歩こうか     茨城保健生協 高木さん(88歳・組合員)
米寿を迎えられた作者は、今も体を動かすことは大事だと思っています。食べることも楽しみに違いありませんが、青空のもと軽い靴を履いて30分。いつものコースには見るもの聞くものが待っているのでしょう。
3.原子炉の 中にロボット たてこもり   けいはん医療生協 福山さん(72歳・組合員)
今、地球上で一番熱いものはなんでしよう。それは原子炉です。それを制御できるのは、どんな高温にも耐えられる口ポット。人間の指示通り仕事をするロボットですが、ある時、意志を待ったとしたら大変です。

■ワンポイント・アドバイス:(選者:奈倉楽甫)
同窓会 病気と孫が 閑歩する
定められた字数で言いたいことをうまく伝える、そこに作句の難しさとできた時の楽しさがあります。「同窓会話は孫と病気だけ」としてしまっては平凡だし、それで「閑歩する」と表現されたようです。ぴったりの言葉を探すのが難しいところです。

■その他の良かった句を紹介します。
闘病 の窓に石鎚 顔を出す
加齢です わかっていても 医師に問う
少しでも 減ればうれしい ハカリの目
同姓の パズル当選 ほめられて

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 渉外・広報部(担当:江本) 電話:03-4334-1580