新年のご挨拶 日本医療福祉生活協同組合連合会 会長理事 髙橋泰行

新年のご挨拶

日本医療福祉生活協同組合連合会
会長理事 髙橋泰行

 新年あけましておめでとうございます。
 東日本大震災から1年10か月が経過しました。東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の放出・拡散、食品・水・土壌・海の放射能汚染とあわせ、今なお多くの人々が困難な生活を強いられています。被災された皆様にあらためて心よりお見舞い申し上げます。
 昨年は、国際協同組合年(International Year of Co-operatives:IYC)を通じ、全国各地の医療福祉生協で地域の協同組合・諸団体との連携がとりくまれ、地域に貢献する事例が多く生まれました。本年は、引き続き国際協同組合年スローガン「協同組合がよりよい社会を築きます」の実現に向け、協同組合間連携を広げていきます。とりわけ、医療福祉生協の特徴でもある医療・介護・助け合い事業を複合的に拡大し、諸団体の皆さまとの協力・連携を通じて「地域包括ケア」における医療福祉生協の役割を積極的に果たし、まちづくりに貢献します。
 本年は「医療福祉生協の理念」とともに「医療福祉生協の2020年ビジョン」をつくり、医療福祉生協が日々の実践指針としてきた「医療生協の患者の権利章典」「組合員・利用者・職員がともにめざす医療生協の介護」を発展させ、いのちの分野に生協という仕組みを活かすため「医療福祉生協のいのちの章典」を策定します。
 今後、憲法改正への動きを含め、日本の進路を左右する重大な事態も予想されます。医療福祉生協は「健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる。」の理念(案)のもと、今後とも憲法をまもり、憲法をいのちと暮らしに活かすとりくみをすすめます。
 私たち医療福祉生協は、競争ではなく一人ひとりが知恵と力を合わせて問題を解決する協同の取り組みを大切にしていきます。医療福祉生協の事業活動に対する皆さまの一層のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げるとともに、本年が皆さまに一人ひとりにとって実り多き一年となりますよう心からお祈り申し上げます。