ICAアジア太平洋地域総会 第7回協同組合フォーラム報告

国際協同組合同盟 アジア太平洋地域総会・第7回協同組合フォーラム 報告
~18か国から500名が参加し災害時の協同組の役割など討論~

ICA(国際協同組合同盟※)アジア太平洋地域総会が、2012年11月26日~30日、神戸市の神戸国際会議場で開催されました。11月28日には地域総会開会式を兼ねた「第7回協同組合フォーラム」が行われました。この会議には、日本を含む18カ国から約500人が参加しました。

協同組合連帯を呼びかけるポーリン・グリーンICA会長

※国際協同組合同盟(ICA=International Co-operative Alliance):
世界96カ国の、生協、農協、漁協、森林組合、労働者協同組合、住宅協同組合、信用協同組合など、あらゆる分野の266協同組合組織が加盟する国際組織。組合員総数は、10億人を超えます(2011年3月現在)。ICAは、国連に登録された世界最大のNGO(非政府組織)で、日本生協連は1952年に加盟しました。総会は、世界全体のグローバル総会と地域総会が2年に1度、交互に開催されます。今回の地域総会は、初めての日本開催です。

 開会式では、ホスト国を代表し、萬歳章JJC委員長、主催者を代表してリ・チュンセンICAアジア太平洋地域会長、ポーリン・グリーンICA会長が挨拶しました。来賓のホセ・マヌエル・サラサール=シリナチスILO雇用総局長、齋藤勁内閣官房副長官、井戸敏三兵庫県知事、矢田立郎神戸市長にあいさついただきました。

リ・チュンセンICAアジア太平洋地域会長

ホセ・マヌエル・S・シリナチスILO雇用総局長

齋藤 勁 内閣官房副長官

井戸 敏三 兵庫県知事

●「第7回協同組合フォーラム」で貝原俊民 前兵庫県知事が特別報告
 開催地の神戸は、阪神・淡路大震災の被災地であることから、フォーラムのテーマは、「災害時における協同組合の役割」とし、日本からの特別報告を含め各国からの報告とパネルディスカッションを行ないました。貝原俊民 前兵庫県知事が特別報告「阪神・淡路大震災とその後の教訓」、国連人道問題調整事務所の渡部正樹神戸事務所長が「災害時における協同組合の役割」という基調講演を、そのほか、JJCによる「復旧・復興に向けた協同組合の取り組み」、福島IYC実行委員会から「大震災と原発事故の現状と課題」が報告されました。海外からは、タイ(洪水)、スリランカ(津波)、インドネシア(津波)、フィリピン(洪水)などの災害報告がされました。パネルディスカッションでは、日頃の共助の取り組みが、災害時の迅速な支援活動に生かされ、協同組合の役割の大切さなどについての意見や報告がありました。会場とも、活発な意見交換が行われ、協同組合への期待が高まっていることを確認してフォーラムを終了しました。

(写真の出典:日本生協連とコープこうべのホームページより)

☆日本生協連ホームページの関連報告
☆「2012年国際協同組合年(IYC)全国実行委員会の公式ホームページ

<お問い合わせ先>
医療福祉生協連 電話:03-4334-1580