comcom川柳第11回入選作品の紹介(12月号掲載)

comcom川柳第12回入選作品の紹介(情報誌「comcom2012年12月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から入選作品10句を紹介~

 情報誌「comcom2012年9月号」の折り込み葉書で応募いたただきました句から入選句を奈倉楽甫(全日本川柳協会常任幹事)に選んでいただきました。優秀作品3句と講評、佳作7句を紹介します。この入選句は「comcom2012年12月号」の35ページにも掲載しています。

入選句掲載の情報誌「comcom12月号」表紙

医療生協の情報誌『comcom』案内
情報誌「comcom川柳 2012年12月号」の募集案内(11月26日掲載)

○選者の総評
  奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
 約250年前から作られてきた古川柳といわれる句が、今もたくさん残っています。それらの句から川柳の味の源となっているものを調べますと、「うがち」「おかしみ」「軽み」が三大要素ということがわかります。現代はそれらに「抒情」「真実味」「詩情」「重み」といったものが加えられて、川柳の要素になっているといわれています。

【優秀作品 :3句】※一部ペンネーム使用
1.たまり場の 大きく笑う 声嬉し   南医療生協 井上さん(64歳・理事)
いつもの場所に集まった人たちの、あの元気な声や真剣に話し合う声、楽しそうな笑い声が聞こえてくるのは、その輪の中に入っていなくても、聞いているだけでこちらもうれしくなってきます。良い光景ですね。
2.朝起きて ネコの体調 先ずチェック  新居浜医療生協 マコリンさん(56歳・事務)
独り住まいの人が、犬猫に慰められるという話はよく聞きます。朝起こしてくれた猫に声をかけて、今日も異状がないのがわかりました。
3.手をつなぎ 孫に教える 赤信号  けいはん医療生協 福山さん(72歳)
やっと歩けるようになったお孫さんと外へ出ると、もう信号という規則に出会うことになります。命を守る第一歩でしょう。

【佳作 :7句】
夏の夜 クロスワードに 知恵しぼり  沖縄医療生協 ショコラさん(23歳・組合員)
宝くじ ほんの少しの 夢を買う  姫路医療生協 ドラコさん(61歳・看護師)
朝顔が カボチャに棚を とられてる  上伊那医療生協 市川さん(63歳・理事)
何取りに 二階に来たか 出てこない  神戸医療生協 古野さん(87歳・支部長)
底辺で 優しい人に めぐり逢う  郡山医療生協 宗像さん(78歳・支部顧問)
ボランティア させて頂き ありがとう  長野医療生協 オコニコさん(62歳・支部運営委員)
彼岸花 秋の気配で こんにちは  岡山医療生協 武村さん(68歳)

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 渉外・広報部(担当:江本) 電話:03-4334-1580