comcom川柳第8回入選作品の紹介(8月号掲載)

comcom川柳第8回入選作品の紹介(情報誌「comcom2012年8月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から入選作品10句を紹介~

 医療福祉生協連の情報誌「comcom2012年5月号」の折り込み葉書で応募いたただきました句から選者の奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事に優秀作品3句・佳作7句を選んでいただきました。入選句は「comcom2012年8月号」の35ページにも掲載しております。

入選句掲載の情報誌「comcom8月号」表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
情報誌「comcom川柳2012年8月号」の募集案内(7月24日掲載)

○選者の総評                     奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
 最近は新聞や週刊誌・雑誌、それにテレビでもよく川柳を見聞きすることが増えてきました。誰にでもできる文芸としてはありがたいですが、すぐに飽きられることが多いのも事実のようです。じっくり考えて推敲を重ねた作品ならめったに忘れることはありませんし、良い作品であれば優れた川柳として世に残ることでしょう。目標を高く置いて、たくさん読んでたくさん作ってみましょう。

【優秀作品 :3句】
1.生き甲斐の 居場所づくりに 我が余生  栃木保健生協 渡辺さん(85歳・支部顧問)
 この句から3つの主張がうかがえます。まず高齢者としての生き甲斐とは何だろうという自問から始まり、そのために何かをやる場所がある、そして「私は余生をそのために使うのだ」と、格調の高い句で述べておられます。
2.まだ若い いやもう年と 使いわけ    徳島健康生協 伝住さん(理事)
 自分ではまだ若いぞという自負(自信)が大切です。よそから「お若いですね」と声をかけられたら、うれしくてもそこは譲って、「いやもう年で」といっておきましよう。
3.送迎の 運転前に 気合い入れ   松江保健生協 金築さん(34歳・介護福祉士)
 責任のある仕事です。それを自覚していてこそ気合が入るのでしょう。立場の人には座右の銘になる句でしょう。

【佳作 :7句】※一部ペンネーム使用
初孫に ガンコ親爺の 頬ゆるむ      米子医療生協 三橋さん(62歳・組合員)
年金減 老後の光 遠ざかる         東信医療生協 上原さん(58歳・組合員)
拍手木を 打つ手に子らの 願い込め   神奈川北央医療生協 大日方さん(70歳・運営委員) 介護には 大型連休 縁がなし       姫路医療生協 ドラコさん(61歳・看護師)
入れ歯ない さがすメガネも 見つからず 乙訓医療生協 カドノノドカさん(75歳)
うれしかった 雨の日母の 「お帰り」が  鹿児島医療生協 甲斐崎さん(64歳・組合員)
こいのぼり 原発ゼロで 深呼吸      けいはん医療生協 福山さん(72歳)

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 渉外・広報部(担当:江本) 電話:03-4334-1580