comcom川柳第5回入選作品の紹介(5月号掲載)

comcom川柳第5回入選作品の紹介(情報誌「comcom2012年5月号」掲載)
~皆さまから寄せられた句から入選作品10句を紹介~

医療福祉生協連の情報誌「comcom2012年2月号」の折り込み葉書で応募いたただきました句から選者の奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事に優秀作品を選んでいただきました。優秀作品3句と講評、佳作7句を紹介します。この入選句は「comcom2012年5月号」の33ページに掲載しています。

入選句掲載の情報誌「comcom5月号」表紙

医療生協の情報誌『月刊comcom』案内
情報誌「comcom川柳 2012年5月号」(掲載は8月号)の募集案内(4月24日掲載)

○選者の総評                    奈倉楽甫 全日本川柳協会常任幹事
 今月も楽しい句、面白い句をたくさん見せていただきました。その中から選ばれた句だけが載るわけですが、やっとできた句が活字になったのを見ると、こんなうれしいことはありません。それが動機になって、川柳に熱心になる方は大勢おられます。何をどう川柳に詠むか。そのために新聞、テレビ、本を読んで、頭をしっかり働かせる必要があります。それに加えて競争相手が出てきますし、道も平坦でなくなります。それを乗り切るために努力はもちろん必要ですが、何より大切なことは楽しんで作句すること。楽しくなければ趣味といえません。

【優秀作品 :3句】
1.楽しもう 子育て終えて 親育て   沖縄医療生協 山城さん(56歳・看護師長)
 子どもたちはそれぞれ自立していった。そろそろ時間を作り、楽しみもと考えていたら、気になることがでてきた。親に手がかかりそうだ。しかし、子育てを立派にやってきた自信がある。親に対しても余裕を持って寄り添っていけると、強い気持ちが読み取れる力強い句です。
2.青空に  呼ばれるように  散歩する  高知医療生協 今西さん(76歳・支部運営委員)
 歩け歩けの大合唱が聞こえるこの頃です。今まで雨が降るからとか、風が吹くからと止めていた散歩も、今日のこの青空にはじっとしておられなくなりました。軽い楽しい句です。
3.還暦と  いわれて歳と  自覚する    南医療生協 新美さん(59歳・組合員)
 月に1、2度来院するのでしようか。顔見知りの看護師さんに笑顔で迎えてもらう、それだけで気持ちが楽になりました。人事と思っていた還暦も、気がつけばすでに過ぎている。若い気持ちと元気もあるが、これからは何かにつけて気をつけようという句です。

【佳作 :7句】※一部ペンネーム使用
この海の 還らぬ人が 絆生む   郡山医療生協 菅野さん(83歳・支部運営委員)
安否問ふ 娘に無事と言ひ 雪に住む 鳥取医療生協 河瀬さん(83歳・支部運営委員)
腸掃除 一日の日課と 丁寧に   倉敷医療生協 小川さん(72歳・支部運営委員)
夫婦円満 秘訣はいつも すれちがい 川崎医療生協 石井さん(62歳・看護師)
杖片手 ニュースを配る のが日課 高知医療生協 小島進(74歳・支部運営委員)
福は内 入れ歯を泣かす 豆の数  高知医療生協 岡本さん(63歳・組合員)
趣味続け アルツの気配 自覚せず 徳島健康生協 ローベルト・コッホさん(79歳)

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 渉外・広報部(担当:江本) 電話:03-4334-1580