「脱原発へ!エネルギー政策の転換を」シンポジウム報告

医療福祉生協連「脱原発へ!エネルギー政策の転換を」シンポジウム報告
~「脱原発に向けた提言」と「除染活動の緊急性」など確認~

 医療福祉生協連(東京都新宿区、髙橋泰行会長理事)は、このたび「原発事故対応・将来にわたるエネルギー政策に関する提言」をまとめ、3月30日に標記のシンポジウムを開催しました。提言をまとめるにあたって、15医療福祉生協(福島県内5医療福祉生協含む)でアンケートを実施しました。

<シンポジウムの概要>
◇開催日:2012年3月30日(金)13時~16時30分
◇会 場:日本大学歯学部2号館地下1階第一講堂(千代田区神田駿河台)
◇プログラムと要点:
 ■開会挨拶:馬場 康彰(医療福祉生協連理事 原発事故放射線被害対策委員・医療生協健文会専務理事)
■報告:「原発事故・放射線被害とエネルギーに関するアンケート結果とその分析」(要点)
   佐藤 英仁 東北福祉大学専任講師
(1) 福島県内5生協と福島県以外の10生協3000名対象⇒2505名回収・回収率83.5%。
(2) 日ごろから放射線の影響を受けていると思う⇒福島県70.5%:福島以外34.7%
(3) 今回の放射線事故で家族が病気にかかる可能性があると思う⇒福島県40.1%:福島以外21.9%
 ※全国と福島限定、年齢別クロス集計などを含め興味深い・評価できる集計結果となった。

開会挨拶:馬場 康彰委員

報告:佐藤 英仁東北福祉大専任講師

■報告: 「東京電力福島第一原子力発電所事故と放射線被害への対応、エネルギー政策についての提言」報告(骨子)
 藤谷 惠三 医療福祉生協連 専務理事
(1) 自然エネルギーの推進と原子力発電所の全廃をめざした随時稼働停止
(2) 正確な土壌調査と適切な除染活動、食品の放射線汚染と内部被ばくの検査体制の確立
(3) 持続可能な節電ライフスタイルの提案   

藤谷 惠三 医療福祉生協連専務理事

提言の表紙

■医療福祉生協連 原発事故放射線被害対策委員によるシンポジウム: テーマ「原発事故から何を学んだか」 (要旨)
 シンポジスト:宮田 育治 委員長(医療福祉生協連常任理事 郡山医療生協専務理事 )
  中島 光知子 委員(医療福祉生協連常任理事 医療生協さいたま常務理事)
  野口 邦和 委員(日本大学専任講師・福島大学客員教授)
 コーディネーター:日野 秀逸 委員(医療福祉生協連副会長理事 東北福祉大学名誉教授
(1)宮田委員長「郡山医療生協の放射能汚染への防護・除染・線量測定の取組み」を報告。
(2)中島委員「市民の視点から放射線の学習活動、線量測定し汚染マップ作りで地域・自治体と提携、福島から埼玉への避難者たちへの支援」など報告。
(3)野口委員「現在の課題は人が住む地域の除染で外部被爆を低減すること、内部被ばくを低減すること」などを指摘。

左から宮田育治委員長、中島光知子委員、野口邦和委員

日野秀逸委員

■まとめ・閉会挨拶:谷口 亮一 医療福祉生協連常任理事 原発事故放射線被害対策委員・長野医療生協専務理事
  今日をスタートに、「提言」の学習を深め強め、脱原発に向けたエネルギー政策を確立させていきましょう。

まとめ・閉会挨拶:谷口 亮一委員

会場の様子

<問い合わせ先>
日本医療福祉生活協同組合連合会 会員支援部 電話:03-4334-1580

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