原発いらない!3.11福島県民大集会報告

―全国から1万6000人 県内・県外から6医療福祉生協が参加―

 3月11日、福島県郡山市で「原発いらない!3.11福島県民大集会」が開催されました(主催:福島県生活協同組合連合会、福島県女性団体連絡協議会、福島県平和フォーラムで構成する実行委員会)。  呼びかけ人を代表して清水修二氏(福島大学副学長)が「放射能災害の悲劇的な災厄のひとつは『人心の分断』です。一緒に助け合って立ち向かわなければならない私たちの力をバラバラにしてしまうのが放射能です。この分断を乗り越えて、心を一つにして前に進みましょう」と挨拶。その後、作家の大江健三郎氏より連帯の挨拶が行われました。
 同集会には県内より郡山医療生協、福島医療生協、福島中央市民医療生協、県外からは酒田健康生協(山形県)、三多摩医療生協(東京都)、東京ふれあい医療生協(東京都)、ほくせつ医療生協(大阪府)が参加しました。郡山医療生協は救急対応・健康チェックブースを担当しました。
 集会の後、郡山市内でデモ行進が行われました。

救急対応・健康チェックブースを担当(郡山医療生協)

会場の様子

参加者の方々

竹中柳一実行委員長(福島県平和フォーラム代表)あいさつ
 わたしたちにとって、3月11日は決して忘れられない特別な日になりました。地震、そして津波により多くの人々が命と財産を失いました。そのことに加え、福島県民は、原子力発電所の事故とその結果としての放射性物質の拡散により、不安と苦しみの中で生活しています。
 わたしたちは多くのものを失いつつあります。豊かな恵みをもたらしてくれた水田や畑、そして自然のすべてが放射性物質により汚染されました。多くの県民が自然豊かな故郷から追われました。そして多くの子どもたちが県外に転向しました。
 数々の災害や戦争など多くの困難を克服し、現在の豊かなくらしの基礎を築いてくれた先人の尊い努力が放射性物質によって失われようとしています。そして同時に、福島県の将来を担う子どもたちや若い世代を失おうとしています。
 3月11日が再び、巡ってきました。この日だからこそ、現在の私たちの苦しい現状をお互いに共有しながら、今後についての思いと決意を新たにすべきだと考えました。 この集会が、終わりではなく、大きな変革の始まりとなることを!