地域福祉交流会「あったか地域づくり交流会」報告

「あったか地域づくり交流会」報告
~6医療福祉生協が参加 南医療生協が報告~

 日本生協連の主催、医療福祉生協連と日本コープ共済連が共催した「第1回生協地域福祉交流会“あったか地域づくり交流会”」は、2011年11月12日、国際ファッションセンター(東京・墨田区)において、52生協の組合員・役職員、社会福祉協議会、自治体担当者、厚生労働省などから約200人の参加で開催されました。この交流集会は、全国の生協と関連組織の優れた実践事例を「見える化」し「共有化」することで、全国の生協の地域福祉活動の取り組みの促進と他の地域の諸団体とのつながりを強め、ネットワークの構築につなげることを目的に開催したものです。医療福祉生協からは、はるな医療生協、医療生協さいたま、東京保健生協、ヘルスコープおおさか、神戸医療生協、松江保健生協から12名の参加がありました。南医療生協が「未来をつくる協同地域だんらん まちづくり」をテーマに報告しました。(下記のレジュメ参照)

会場の様子(熱心にメモを取る参加者)

主催者挨拶:芳賀唯史日本生協連専務理事

あったか地域づくり交流会の開催概要 日時:2011年11月12日(土)10時~12時45分>
◇内容:問題提起・先進事例報告・パネルディスカッション
 ●主催者あいさつ:芳賀唯史日本生協連専務理事
 ●「先進事例報告と討論にあたっての発題」 上野谷加代子 同志社大学教授
  ※レジュメ:「地域福祉の今日的な課題と協同組合の可能性」(「生活協同組合研究」11年5月号のP.5~14に掲載)
 ●先進事例報告
 (1)「生協の事業を通じて日常の困りごとに対応する取り組み」
  檜原弘樹 福井県民生協常務理事
 (2)「みんな安心して暮らせる地域づくりをめざして」
  高橋玲子 生協しまね理事
 (3)「未来をつくる協同地域だんらん まちづくりの取り組み」
  大野京子 南医療生協地域ささえあいセンター本部長
  ☆南医療生協「未来をつくる協同地域だんらん まちづくり」のレジユメ(PDF 83 KB)
 (4)生協制度による親身なくらしの相談と貸付事業を通して社会的弱者の「金融的排除」の克服と地域の連携でくらしの安心・安全の向上をめざします
  上田正 消費者信用生協専務理事

野谷加代子 同志社大学教授

檜原弘樹 福井県民生協務理事

高橋玲子 生協しまね理事

大野京子 南医療生協地域ささえあいセンター本部長

上田正信用生協専務理事

パネルディスカッションの様子

●パネルディスカッション:「生協が地域に果たす役割について考える-震災支援を踏まえ」
 それぞれの報告にパネリストがコメントした後、パネリストたちから「組合員のニーズから出発する」「自己完結型の取り組みにならないよう常に気をつける」「日常のつながりを大切にする」「つながりをつくることを組織のミッションとしているか」などが問題提起されました。
 ○コーディネーター:上野谷加代子同志社大学教授
 ○パネリスト:勝部麗子 豊中市社協地域福祉課長 (厚労省モデル「安心生活創造事業」)
 ・市委託事業「安心生活創造事業の4つの展開」 ・ひとり暮らしを応援しています
 ■「セーフティネットの課題 地域力と開発力」
 ・地域福祉活動の支援⇒校区支援福祉委員会活動(見守り・声かけ活動) 
 ・地域福祉ネットワーク会議 
 ・ライフセーフティネット総合調整会議
 ・コミュニティーソーシャルワーカーの取り組み(発見力と開発力)
池田 徹 (社福)生活クラブ理事長 (「生活クラブいなげビレッジ虹と風」の取組み)
 ・生活クラブ風の村(社会福祉法人生活クラブ) 
 ・地域福祉支援積立金の活用
 ・ユニバーサル就労の促進 
 ・インフォーマルサービスの創設
●生活クラブいなげビレッジ虹と風(生活クラブ千葉グループ5団体が協同運営)
 ・2011年8月オープンしたくらしと福祉の複合拠点(千葉市稲毛区園生)
 ・生活便利機能を備えた「生活クラブ虹の街いなげ」と福祉サービスを提供する「生活クラブ風の村」の2棟で構成。地域の生活拠点をめざす。
 齊藤明子 みやぎ生協理事長(「生協が地域に果たす役割について考える」)
  ・東日本大震災の被災状況とみやぎ生協の取り組み 
 ・大震災からの復興に多様なつながりで取り組むボランティア
 ・生協は人と人のつながりの組織。震災で分断されたつながりを取り戻し、修復するために、まちづくり・地域づくりに取り組んでいきます。

<お問い合わせ先>
■日本生協連 福祉事業推進部  電話:03-5778-8107
□医療福祉生協連 会員支援部   電話:03-4334-1580