「高齢者にやさしい診療所」導入プログラムとりくみ交流会報告

2011年度「高齢者にやさしい診療所」導入プログラムとりくみ交流会報告
~19医療福祉生協から35人が出席~

 医療福祉生協連(新宿区百人町)は、世界保健機関(WHO)が発行した「高齢者にやさしい診療所ツールキット」を用いて、医療生協の診療所における高齢者ケアの質の向上にとりくんでいます。
 2011年9月25日、コーププラザ(渋谷区渋谷)において、『2011年度「高齢者にやさしい診療所」導入プログラムとりくみ交流会』を開催しました。交流会には、「高齢者にやさしい診療所」導入プログラムにエントリーしている(2009年度12診療所・2010年度22診療所)診療所と次年度エントリーを予定している診療所19医療福祉生協から医師・看護師・事務職員など35名(含む委員・事務局8名)が参加しました。交流会は、高齢者にやさしい診療所づくり小委員会の山梨啓友委員長によるオープニング挨拶の後、エントリー生協による3つのとりくみ報告、2つのミニ学習会、参加者によるブース交流会、09年度パイロット導入をした川崎医療生協の2つの診療所から「導入後のとりくみ」報告を受け、最後に、宮の前診療所(東京ふれあい医療生協)と前橋協立診療所(群馬中央医療生協)2つの診療所に「修了証※」の授与を行い終了しました。これで、2009年度にプログラム導入を修了した12診療所に加えて3診療所がプログラム導入を修了したことになります。
※修了基準については「高齢者にやさしい診療所」サイトをご覧ください。

オープニングあいさつ(中央・山梨委員長)

会場の様子

会場の様子

<2011年度第1回導入プログラムとりくみ交流会の概要(要点抜粋)>
■エントリー診療所のとりくみ報告
 報告(1)「環境の見直しと10分間スクーリングの試み」東京ふれあい医療生協 宮の前診療所(泉看護師・北條事務主任)
 報告(2)
  「転倒調査から見えてきたこと」       群馬中央医療生協 協立診療所 佐藤看護師
  「高齢者総合評価から見えてきたこと」   群馬中央医療生協 協立診療所 茂木看護師
  みんなでフミダス!高齢者にやさしい診療所への第一歩
                        群馬中央医療生協 協立診療所所長 高柳 亮 医師

報告:宮の前診療所(北條事務主任・泉看護師長)

報告:前橋協立診療所(右)高柳医師(後)佐藤看護師

報告:前橋協立診療所(茂木看護師)

報告を聞く参加者の様子

■高齢者の総合評価とマネジメントのためのミニ学習会
講義(1)「認知症」  帝京大学 井上真智子医師・高齢者にやさしい診療所づくり小委員会委員
 ステップ1:物忘れがあるかどうか 
 ステップ2:認知症かどうか、他の病気ではないか
 ステップ3:どのタイプの認知症か
講義(2)「尿失禁」  荒川生協診療所 菅野哲也医師・高齢者にやさしい診療所づくり小委員会委員
 1:尿失禁の背景を知る 2:尿失禁のスクーリングができる 3.尿失禁の対処法がわかる
 ステップ3:どのタイプの認知症か

ミニ学習会講師:井上真智子医師

ミニ学習会講師:菅野哲也医師

■ブースごとのとりくみ交流:6つの展示ブースの前でそれぞれ交流しました。(1)導入プログラム  (2)虚弱高齢者ケア   (3)在宅高齢者ケア (4)ヘルスプロモーション  (5)システム改善・環境整備  (6)コミュニティケア

「高齢者にやさしい診療所ツールキット」の案内(高齢者にやさしい診療所サイトにジャンプします)

■2009年度パイロット診療所のその後の改善活動の報告:川崎医療生協の2つの診療所
報告(1)「もの忘れ外来」をはじめてスタッフの変化 
      あさお診療所 看護師 渡邉友理・高齢者にやさしい診療所づくり小委員会委員
報告(2)「高齢者にやさしい診療所マニュアル終了後の取組み」 久地診療所 角田 看護師

報告(1):あさお診療所 渡邉看護師

報告(2):久地診療所 角田看護師

 

 ■プログラム導入修了証書の授与:山梨小委員会委員長より
(1)東京ふれあい医療生協  (2)宮の前診療所 群馬中央医療生協 協立診療所

修了証書授与:宮の前診療所 

修了証書授与:前橋協立診療所

■まとめのあいさつ:高齢者にやさしい診療所づくり小委員会 山梨啓友 委員長
 今後、12月と3月に開催予定の交流会で残りのエントリー生協のプログラム導入の修了を支援していきます。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 家庭医療学開発センター 電話:03-4334-1580