東日本大震災の被災地域の皆さんにお見舞い申し上げます
~医療福祉生協連会長理事が被災地の支援を訴えます-第2報~
3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とする震度7(M9)という、近来では初めてという「東日本大震災」は、各地に、甚大な被害を発生させています。
東方地方の被災地域の皆さんに心からお見舞い申し上げます。
医療福祉生協連(新宿区百人町、髙橋泰行会長理事)では、3月11日に対策本部(本部長:髙橋泰行会長理事)を設置し、各地の医療福祉生協の情報収集を行うとともに、支援対策などを検討していきます。
本日、支援を訴える「会長理事談話」と「当面の対応」と「義援金口座」を発表しましたのでご案内します。
[会長理事談話]
東日本大震災災害への支援を訴えます 2011年3月日 日本医療福祉生活協同組合連合会 会長理事 髙橋 泰行 3月11日14時46分に東北・関東地方でマグニチュード9という世界最大級の巨大地震が発生しました。その地震と津波によって、宮城・岩手・福島の3県を中心に多数の死傷者、行方不明者と甚大な被害が出ています。 医療福祉生協連では、会長理事を本部長に、専務理事を本部長代理とする対策本部を設置して、被災された医療福祉生協への緊急支援と被災地の復興に向けた長期的な支援を行うことにしました。 以上 |
[連合会の当面の対応方針]
1.全国支援方針
(1)基本方針
1) 現地の状況を国や行政機関に知らせ、被災住民が一刻も早く安心して生活が出来るようにあらゆる手立てを実行するよう働きかけます。
2) 記者会見やホームページで被災の実態と求められる支援を国民に広く伝えます。
3) 当面、被災の規模の大きい宮城県の2生協(松島医療生協、みやぎ県南医療協)と、福島県の4生協(福島医療生協・福島中央市民医療生協・郡山医療生協・浜通り医療生協)を支援します。
4) 日本生活協同組合連合会・全日本民主医療機関連合会など広範な団体・個人と協力して支援活動を広げます。
5)広範囲で復興支援が長期化することが予想されることから、広く義援金を集めます。
6) 自治体と協議をしながら被災住民の健康被害の拡大を防ぎ、健康づくりの活動にとりくみます。
(2)当面の緊急支援方針(当面4月いっぱい)
1)宮城2生協(松島医療生協、みやぎ県南医療協)に対する支援
○ 宮城県の2生協に対しては医療支援と物資支援を行います。
○ 松島医療生協を拠点として医療支援(医師1・看護1)を行います。行政(保健師)と協力して近隣避難所を訪問し、被災者の健康相談や激励を行います。
○ 松島医療生協とみやぎ県南医療生協の要請に基づいて生活物資・医薬品を支援します。
○ 支援を可能にするため常駐支援者1人を松島医療生協に配置します。
2)福島県の4生協(福島医療生協・福島中央市民医療生協・郡山医療生協・浜通り医療生協)に対する支援
○ 被災生協の要求に基づいて、生活物資・医薬品を支援します。
○ 原発事故の状況に応じて物資の支援や避難者の受け入れなど必要な支援を行います。その際、支援者の安全に十分留意します。
3)物流拠点の設置
○新潟医療生協に支援物資拠点を設けていただき、常駐者1人を新潟医療生協に配置します。
○ 新潟県生協連、日本生協連のご協力のもと物資輸送の車両を確保します。
4)義援金について
○ 募金口座を設け全国募金にとりくみます。
○ 4.7行動では、全国一斉生活習慣チェックと合わせ、全国一斉街頭募金を呼びかけます。そのためにポスターや募金箱を作成し各生協に届けます。街頭などで集めた募金は、公的機関や行政庁へ届けます。
以上
[各生協のとりくみのお願い]
- 救援物資等は上記の通りです。医療支援は宮城県を中心に行うこととし、その受け皿は民医連・坂病院となります。
- 救援物資等は、当面各生協で届けていただくこととなります。高速道路は警察の緊急車両許可を取っていれば、東北自動車道を通ることができる見込みです。
- 救援隊の寝袋や食糧は自前でご用意ください。
☆医療福祉生協連に東北地方太平洋沖地震情報をお寄せ下さい(第1報)
※各生協は、医療福祉生協連に各地の状況をご連絡ください。
ファクスやメールをご利用ください。
<問い合わせ・連絡先>
医療福祉生協連 本部 対策本部
電話:03-4334-1580
Fax:03-4334-1585