アルツハイマー病スクリーニング用資材「竹田式三色組合せテスト」紹介

アルツハイマー病スクリーニング用ツールキット
「竹田式三色組合せテスト」

 医療福祉生協連(新宿区百人町)は、このほど専門家と協同し、医療・保健・福祉・介護等の専門機関や専門家向けの「アルツハイマー病スクリーニング用の資材(キット)」を開発しました。
このキット「竹田式三色組合せテスト」は鳥取生協病院と竹田伸也氏(鳥取大学大学院医学系研究科講師)が協力し、同生協病院で実際に使用する中で検証されてきました。
「竹田式三色組合せテスト」は、健康な高齢者のなかからアルツハイマー病の疑いのある高齢者を早期にスクリーニングすることを目的に開発された検査キットです。従来の標準化されてきた認知症スクリーニング検査は、時間がかかりすぎたり、検査する側の練習が必要であるために被検者に負担がかかるという問題点が指摘されてきました。
これに対して「竹田式三色組合せテスト」は、(1)短時間でできる、(2)実施にあたって特別の訓練を必要としない、(3)被検者の負担にならず受け入れられやすい、(4)評価が簡単である、(5)軽度アルツハイマー病を検出できる、などの条件を満たす新しい検査方法といえるものです。

<ツールキット「竹田式三色組合せテスト」の概要>
◇作成者:竹田伸也 鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻講師
田治米佳世 鳥取生協病院心療科部長
◇セット定価:5,250円(税込)
◇発行者:日本医療福祉生活協同組合連合会
◇キットの特徴:
 ◎アルツハイマー病の疑いのある高齢者を早期にスクリーニング。
 ◎多くの臨床研究を経て開発。十分な信頼性と妥当性。
 ◎短時間で、特別な訓練を必要とせず、被検者の負担が軽く、評価が簡単。
◇キットの構成:
 (1)赤・青・黄色の「三色カード」(木製)
 (2)竹田式三色組合せテスト『説明書&マニュアル』
 (3) 三色カードの並べ方カード(3パターン・3種類)(プラスチック製) 
 (4) 検査者用「簡易マニュアル」(プラスチック製)
 (5) 「三色組合せテスト」結果票(陽性用・陰性用、各5枚)

3色カード

◇ 『竹田式三色組合せテスト』は3色の正方形の組合せからなる図形を記憶し、記憶と無関係な干渉課題を行った後に、3枚のカードを用いて記憶した図形を再生する課題です。再生に成功すると陰性(アルツハイマー病の可能性は低い)、失敗すると陽性(アルツハイマー病が疑われる)と判定されます。ただし、本検査はあくまでアルツハイマー病のスクリーニングのために標準化されたものであり、テストの判定結果だけによってアルツハイマー病の診断ができるものではありません。

 ◇申込方法:医療福祉生協連か、萌文社に注文ください
(医療福祉生協関係者) 日本医療福祉生活協同組合連合会
 電話:03-4334-1580 Fax 03-4334-1585
(医療福祉生協関係者以外)  萌文社 
 電話:03-3221-9008 Fax 03-3221-1038

本キットは医療・保健・福祉・介護等の専門機関や専門家以外の方には、原則として販売はしておりません。あらかじめご了承ください。

<問い合わせ先>
医療福祉生協連 事業部 電話:03-4334-1580
萌文社 電話:03-3221-9008
  〒102-0071 千代田区富士見1-2-32 東京ルーテルセンタービル202号

 


「竹田式三色組合せテスト」とは


 『竹田式三色組合せテスト』は、健康な高齢者のなかからアルツハイマー病の疑いのある高齢者を早期にスクリーニングすることを目的に開発された検査です。
 アルツハイマー病を軽度段階で発見できると、薬物療法等により進行の遅延や症状の改善が期待できるため、アルツハイマー病の早期発見を可能にするスクリーニング検査の開発が望まれています。
 これまで、多くの認知症スクリーニング検査が標準化されてきましたが、時間がかかりすぎ、練習が必要であるうえに被検者を不快にさせるという問題もありました。
 鳥取大学・竹田伸也氏と鳥取生協病院・田治米佳世氏は、多くの臨床研究を経て、①短時間でできる、②実施にあたって特別の訓練を必要としない、③被検者の負担にならず受け入れられやすい、④評価が簡単である、⑤軽度アルツハイマー病を検出できる、という条件を満たす新しい検査方法を開発しました。

  『竹田式三色組合せテスト』は、3色の正方形の組合せからなる図形を記憶し、記憶とは無関係な干渉課題を行った後に、3枚のカードを用いて記憶した図形を再生する課題です。再生に成功すると陰性(アルツハイマー病の可能性は低い)、失敗すると陽性(アルツハイマー病が疑われる)と判定されます。

  軽度アルツハイマー病を検出する際の感度は85%、特異度は87%を示し、十分な信頼性と妥当性が確認されています。
 また、実施から評価までを含め2分以内に施行可能であり、図形再生の可否をみるだけでよいため、評価がきわめて簡単です。
 検査に伴う被検者の負担は小さく、実施にあたって拒否や抵抗を招かないことから、忍容性の高い検査だといえます。
 『竹田式三色組合せテスト』は、アルツハイマー病の軽度段階での検出力が高く、臨床家にとって使いやすく、被検者にとっても大きな負担とならないスクリーニング検査であるため、認知症専門機関はもちろん、かかりつけ医や地域での検診など幅広く用いることが可能です。
 ただし、本検査はあくまでアルツハイマー病のスクリーニングのために標準化されたものであり、『テスト』の判定結果だけによってアルツハイマー病の診断ができるものではありません。
 本検査は、医療・保健・福祉・介護等の専門機関や専門家以外は、原則として販売はいたしておりませんのであらかじめご了承ください。