会長理事「医療福祉生協連の創立、事業開始にあたって」

日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)は、医療・福祉事業を行う生協の全国連合会として2010年7月6日に創立総会を行い、本日、2010年10月1日より事業を開始します。
これから、医療福祉事業を通じて組合員・地域住民のためにさまざまな団体と協力しながら医療・介護の切れ目のないシステム構築をめざしていきます。また、さまざまな団体の経験に学びながら「高齢者にやさしいまち」そして「安心して住み続けられるまち」づくりをすすめます。
さらに日本の協同組合運動だけでなく、IHCO(国際保健協同組合協議会)、APHCO(アジア・太平洋地域保健協同組合協議会)、WHO(世界保健機関)、ILO(国際労働機関)等との協同と連帯を強化し、国際的な保健協同組合運動の前進に寄与していきます。

 

こうした展望のもと、記念すべき事業開始にあたり、私は、会長理事として会員生協の皆さんに、次のことを呼びかけます。
まず、法人格をもった連合会生協として認可されたことにより社会的発言力が高まり自治体や政府の健康づくり政策等への積極的な関与が可能になると同時に、社会的な責任も求められるということをしっかりと自覚したいと思います。
そして、すべての医療福祉生協がコンプライアンスとガバナンスを強め、決めたことはやりきる体質をつくります。
今すすめている「いのちの大運動」を国民的な運動へと発展させ、私たちに求められている期待にこたえうる300万、400万人組合員の確固たる組織を構築していくことです。
21世紀は「協同と連帯」の時代です。いのちを守る事業と運動で「医療福祉生協」の真価が発揮できる時代でもあります。
いま、私たちがこうした時代の転換期の歴史的な節目に立っていることを自覚し、国民の期待に応える組織的大飛躍を遂げましょう。

会長理事 髙橋泰行