「第24回高齢者大会 in 水戸」が開催されました

~46都道府県から延べ4,772人参集し「後期高齢者医療制度廃止」をアピール~

 

今年で24回目を迎える「日本高齢者大会」(主催:第24回日本高齢者大会中央実行委員会、藤末衛中央実行委員長、共催:近藤重男茨城県実行委員会代表)が水戸市の茨城大学水戸キャンパスと県立武道館で、2010年9月13日と14日の両日開催されました。この大会には、全国の46都道府県から、昨年の23回(4,130人)を上回る延べ4,772人が参加し、前回に引き続く「「町から村からの連帯で一人ぼっちの高齢者をなくそう」の大会スローガンのもと、全体会を含む37企画で開催されました。大会は第1日目(13日)に学習講座・分科会・移動分科会・夜間講座・催物・交流などが、第2日目(14日)に全体会(大会行事・記念講演・文化行事など)が持たれ、大会アピールと6つの特別決議を採択し、茨城県から次回開催地の青森県に大会旗を引き継いで終了しました。折からの猛暑にもかかわらず、講座や企画によっては立ち見が出るという活況を呈し、「後期医療制度廃止」への強い期待を感じさせる大会となりました。また、この大会は、水戸市など8市町村はじめ、毎日新聞社、茨城放送、茨城県生協連など17団体に後援いただきました。

全体会の様子

<第24回高齢者大会の概要>

◇開催日時 2010年9月13日(月)13時~19時 14日(火)9時~12時
◇開催場所 9月13日 茨城大学水戸キャンパス(学習講演・分科会など)
9月14日 茨城県立武道館(全体会)
◇共催団体 第24回日本高齢者大会中央実行委員会・同大会茨城県実行委員会
◇プログラム 第1日目(13日)学習講座・分科会・移動分科会・夜間講座・催物・交流など
第2日目(14日)全体会(大会行事・記念講演・文化行事・決議・引継など)

●篠崎講座「介護保険制度」と「後期高齢者医療制度」に540人が参加

第1日目は13の学習講座、15の分科会、4つの移動分科会、5つの夜間企画など合計37企画と交流が行なわれました。恒例の移動分科会「“五浦”と“野口雨情”を訪ねる」をはじめ4つの分科会は、開会前に定員オーバーとなりました。また、「篠崎講座:後期高齢者医療制度問題(午前)」と「介護保険制度を改善する(午後)」は大人気で定員の536席が満杯となり、冷房のない会場が熱気に包まれました。「夜企画」の「篠崎学習講座:高齢期運動の到達とこれからの課題」も好評でした。沖縄県医療生協の代表として参加した赤嶺吉信・元組織部長も受講しました。また、「日野講座:旧沢口村の生命行政に学ぶ」は、各地で自主上映された「いのち山河」のとりくみの影響もあり、166人の定員が埋まりました。他の分科会や学習講座などの随所に各地の医療生協の参加者が報告や討論する姿が見受けられました。


日野運営副委員長による講座の様子

篠崎元部会事務局長による講座の様子

●全国の46都道府県から4,513人が参加し大会アピールと特別決議を採択!

第2日目の全体会は、県立武道館を会場に、4,513人が参加して開かれました。オープニングはこの地出身の野口雨情にちなみ「七つの子」「船頭小唄」などの歓迎の合唱とトランペッター松平晃さんのファンファーレで始まりました。歓迎の挨拶を近藤茨城県実行委員会代表が、主催者挨拶を藤末中央実行委員長が行い、水戸市長など5人から来賓と連帯の挨拶をいただきました。続いて、7ブロック紹介に会場からエールが送られた後、山田栄作事務局長が基調報告で「高齢者の孤独死、熱中症死、所在不明、親による虐待死など悲惨な事件が多発しています。(1)今こそ新しい高齢者運動を繰り広げよう (2)憲法と安保条約を学習しよう (3)高齢者の権利条約を実現しよう (4)核のない世界をつくろう。そして問題解決のため地域の要求をつかみ、ひとりぼっちの高齢者をなくす取り組みを強めましょう」と呼びかけました。続いて、各地の取り組みを代表して、静岡、福島、宮崎県から報告がありました。

水戸出身の作曲家の池辺晋一郎東京音大教授が「人にいのち、音にもいのち」をテーマに、時にはピアノを奏でながらの記念講演を、参加者たちは感動と笑いと拍手を交えながら楽しみました。また、この日が誕生日の同氏に実行委員会から花束が贈られ会場は拍手に包まれました。

「歓迎の茨城文化」では、「磯節」や常陸太田が発祥の地といわれる「どどいつ」、「網のし唄」などが披露されました。そして、「家庭から近隣から町から村から孤立の壁を破って大同団結した高齢者の底力を発動しよう」という大会アピールと、6つの特別決議(「後期高齢者医療制度廃止を求める」「介護保険制度の抜本改善を求める運動を地域から大いに広げよう」「仕事といきがい」「最低保障年金制度の実現」「消費税引き上げ反対」「核兵器のない世界を」)を拍手で採択し、次の「第25回高齢者大会」の開催地の青森県実行委員会の小田切明和代表委員に大会旗を引き継ぎ、大会を終了しました。

弾き語りをする池辺晋一郎教授


地元によるアトラクションの一幕

大会旗の引継(青森県と茨城県の代表)

 

第24回大会アピール(PDF 95KB)

<問い合わせ先>
日本高齢者運動連絡会 (山田栄作事務局長) 電話&FAX:03-3384-6654