虹のブックレットNo93 「医療生協の患者の権利章典」の今後を考える

【虹のブックレットNo93 「医療生協の患者の権利章典」の今後を考える】

「虹のブックレットNo93『「医療生協の患者の権利章典」の今後を考える』」は、「虹のブックレットNo92 医療生協の患者の権利の章典のこれからの討論のために」(著・日野秀逸副運営委員長)に続くものです。また、本書は、2月17日開催の日本生協連医療部会下期単協代表者会議(於・東京)時のシンポジウム「『医療生協の患者の権利章典』の今後を考える」の記録を基に大幅に加筆・修正し発刊しました。

日本医療福祉生協連合会は、2010年が「医療生協の患者の権利章典」(1991年制定)から足かけ20年という一つの節目を迎える年であり、制定以来、20年経ち、医療を巡る状況は大きく変わり、病院や診療所の経営は困難度を増し、医師や看護師などの不足は深刻になっているとこ、さらに、日本医療福祉生活協同組合連合会が設立される今年、新たな全国連合会として、自らの理念の探求の素材として「医療生協の患者の権利章典」を取り上げることとし、それに向けて、この「医療生協の患者の権利の章典のこれからの討論のために」(4月25日発刊)に続き、 『「医療生協の患者の権利章典」の今後を考える』を発刊したものです。各地の医療生協では、この2つの図書をあわせて学習会テキストとして積極的に活用し、日本医療福祉生活協同組合連合会の設立に向けて学習をすすめていく予定です。

本書の購入については、ご加入の医療福祉生協かお近くの医療福祉生協にお問い合わせください。

【本書の由来】

本書は、2010年2月17日に開催の日本生協連医療部会下期単協代表者会議(於・東京)におけるシンポジウム「『医療生協の患者の権利章典』の今後を考える」の記録を大幅に加筆・修正したものです。

【主要目次】

[報告1]患者の権利章典のふりかえとこれからの課題(藤原高明)

  1. 権利章典判定の背景
  2. 権利章典のさまざまな実践
  3. 川崎協同病院事件
  4. 20年間でどう変わったか
  5. 患者の権利の項目ごとの変化
  6. これからの検討課題

[報告2]患者の権利オンブズマンのとりくみと医療生協への期待(池永 満)

  1. 医療生協の患者の権利章典の確定とその実践が医療界に与えた影響
  2. 「患者の権利章典」制定から20年間における患者の権利をめぐる情勢の進展
  3. 裁判外苦情手続きを日本に導入した患者の権利オンブズマンの活動
  4. 医療生協の患者の権利章典への期待

[質疑・討論]権利章典の実践課題をめぐって

  1. 姫路医療生協の介護・医療サービスにおけるお約束
  2. 健康の自己主権と患者アドボカシーの養成
  3. 患者情報を知りうる範囲は
  4. 権利章典をどう知らせるか
  5. 参加と協同」をどうすすめるか

<著者紹介>

池永 満(いけなが みつる)
弁護士・NPO法人患者の権利オンブズマン代表

  • 1946年生まれ
  • 1970年 九州大学法学部卒業。
  • 1974年 司法試験第2次試験合格。
  • 1977年弁護士登録。
  • 2009年4月 福岡県弁護士会会長、九州弁護士会連合会副理事長、日本弁護士連合会常務理事(いずれも現職)

【本書概要】